株式会社 明治は、11月17日、同社のロングセラーブランド「きのこの山」「たけのこの里」をグローバルに拡大していくにあたり、世界中から関係者を集めた「KINOTAKE GLOBAL SUMMIT」を明治京橋ビルにて初開催し、「きのこの山」の形をした同時翻訳機能付きの「きのこの山のワイヤレスイヤホン」の商品化を発表した。

同商品の開発は、今年7月、明治公式Xアカウント（旧Twitter）の「架空のおもしろ雑貨」企画で、プロダクトクリエーターのミチルさん考案の「きのこの山のワイヤレスイヤホン」が紹介されたことが発端。

ユーザーから「欲しい！」「おもしろい！」という声が殺到し、同社ではこの反響を受け、架空の雑貨ではなく本物の翻訳機能の付いたイヤホンとして制作するに至ったという。

開発は、イヤホン型リアルタイムAI翻訳機「Wooask」を手がけるウェザリージャパンの協力の下、スマホアプリで翻訳したい言語を選択するだけで使用できるよう設計される予定。

普通のワイヤレスイヤホンとして利用できることはもちろん、世界127言語に対応し、自分の言葉を外国語（音声）に変換してくれる「スピーカーモード」と、イヤホンを一つずつ装着することで、「同時翻訳モード」で双方の会話がリアルタイムで翻訳されることを想定。具体的な発売日は、後日発表される。

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Top Image : © 株式会社 明治