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2023.04.11
知財ニュース
日本テレビ・キヤノン・読売新聞、東京ドームにボリュメトリックビデオシステム導入─野球中継を360度自由視点でリプレイ可能に
日本テレビ、 キヤノン、読売新聞東京本社は2023年3月23日、野球観戦の新たな楽しみ方の創出を目的に、東京ドームに3次元映像を楽しめる映像技術「ボリュメトリックビデオシステム」の設置を発表した。
ボリュメトリックビデオシステムとは、選手や演者の動きを3次元データに変換することで、立体的に360度自由視点で、あらゆる方向から見た映像を鑑賞可能にする技術。キヤノンが開発し、近年、スポーツやエンターテインメント分野を中心に活用の幅が広がっている。
今回の導入により、バッティングや走塁、華麗な守備連携など、あらゆるシーンのリプレイ映像を360度自由なカメラワークで観賞が可能に。選手目線の映像や、上下左右に回り込んだようなファインプレーのハイライト映像など、通常のカメラでは撮影できない視点の映像で、より分かりやすく、より楽しい野球中継の実現を目指す。
今季東京ドームで開催されるジャイアンツのホーム戦全試合の中継番組などで活用していく。3社は今後も、先進テクノロジーでさらなる映像体験価値の向上を図り、野球観戦の魅力や奥深さを伝えていくとしている。
Top Image : © キヤノン 株式会社