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2022.02.17
知財ニュース
ソニーPCL、バーチャルプロダクションスタジオ「清澄白河BASE」を開設―約15mのLEDディスプレイが常設

ソニーPCL株式会社は、先端技術による新たな表現手法や体験を生み出し発信する場として、「清澄白河BASE」を2022年2月1日よりオープンした。
「清澄白河BASE」は、LEDウォールを用いたバーチャルプロダクションをはじめ、先端技術を活用した制作機能を備える新たなクリエイティブ拠点。ソニーが開発した解像度9,600×3,456ピクセル(横15.2m×高さ5.4m)の高画質LEDディスプレイ・Crystal LED Bシリーズを導入した常設のバーチャルプロダクションスタジオは、国内初となる(2022年1月24日時点)。
また、高解像・広色域に対応し、幅広い輝度条件下で豊かな階調表現が可能なソニーのデジタルシネマカメラ「VENICE」や、天井には解像度1,008×1,008ピクセル(横7m×高さ7m)のLEDパネルの設置、車両撮影にも対応した床面積約760㎡のスタジオ環境など、ソニーの技術を駆使した豊富な設備も揃う。
ソニーPCLでは、CM、映画、ドラマ、ミュージックビデオからオンラインイベントまで幅広いジャンルの映像コンテンツ制作をはじめ、高精細映像のニーズが高い企業のデザイン部門やマーケティング部門などのエンタープライズ領域向けのコンテンツ制作にも取り組むともに、ソニーグループ株式会社やソニー株式会社、ソニーイノベーションスタジオ(米国)との連携を通じてバーチャルプロダクションによる制作ソリューションの拡充も進めていくとのこと。
同社が持つ様々な映像制作のノウハウや技術を活用した表現手法と、制作ワークフローの提供および研究開発を通じて、映像制作者やクリエイターの思いを形にするためのクリエイティブワークを実現していくとしている。
Top Image : © ソニーピーシーエル 株式会社