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2021.04.06
知財ニュース
ロフトワークが総合プロデュースする、パナソニックのクリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」が4月3日にオープン
ロフトワークが企画設計から運営まで全面的に支援する、パナソニックのクリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」が、2021年4月3日(土)に東京・有明にあるパナソニックセンター東京内にオープンした。
AkeruE(アケルエ)は、「“ひらめき”をカタチにするミュージアム」をコンセプトに、知性を育む科学館の要素と感性を育む美術館の要素を兼ね備えた、学びや体験を通じてクリエイティブな力を得るための場。理数の魅力に、エンジニアリング・テクノロジー・アートの分野を融合し、みる、つくる、伝える体験を通して、子どもたちの創造性あふれる行動を支援し次代を担う人材の育成支援活動を行う。
●ロフトワークAkeruEプロジェクトチームからのメッセージ
ロフトワークが手がけるクリエイティブ・ミュージアム、とりわけ未来をつくっていく子供たちの創造力を高める体験型施設が今回のテーマ。そもそも子供ってクリエイティブで感受性豊かです。大人がその限界を定めず、自由にのびのびと創造性のポテンシャルをひき出せる場とは。このようなチャレンジへのブレイクスルーは、ロフトワークそのものにありました。好奇心から始まり自らも行動したくなる場にすること、構築時から運営が始まっても多様な価値観をもつ人たちとの共創で場を育てていけること。そして、私たちが『宇宙船地球号』の乗組員として人と自然との関わり方、繋がり方を考えられる場。いま私たちが想像&創造しうる最大限の場づくりに挑みました。100BANCHやSHIBUYA QWSで培ったコミュニティ運営の経験も活かし、場を丁寧に成長させていきたいと思います。
施設内には2Fと3Fにわたる2フロアに、子どもたちの「ひらめき」をカタチにする6つのエリアを用意。本格的な機器を使用したものづくりが体験ができるエリアや、地球・自然界のクリエイティビティを体験し学ぶエリアなど、モノ・コトづくりに取り組めるスペースやワークショップを通して子どもたちのアイデアを形にする機会を設ける。
AkeruEがあるパナソニックセンター東京は、2006年~2020年まで、理数の魅力と触れ合うための体験型ミュージアム「RiSuPia(リスーピア)」を運営。今回のリニューアルにあたって、これまでの施設の解体量を最小限に抑え、もとの空間を活かし新たな価値を加えていく方針で空間デザインを行った。
リスーピアで使われていた展示物についても、AkeruEのコンセプトでとらえなおし、新たな気づき・体験に結びつくようアップデートさせている。
また、AkeruEではアートとテクノロジーの異なるジャンルを掛け合わせた、「ひらめき」のきっかけとなる作品を常設展示。「科学」と「芸術」、双方の学びと楽しさを兼ね備えた体験を提供する。
今後、AkeruE(アケルエ)はより創造性あふれる場づくりのために、若者や教育関係者・近隣地域などさまざまなステークホルダーとの協働を模索。子どもたちを含めてあらゆる人材・世代がともに学び合い、未来を築く場とコミュニティを構築する予定だ。
【施設概要】
営業時間:10:00〜18:00(最終入館17:00、新型コロナウィルス感染拡大防止のため当面の間短縮営業中)
休館日:毎週月曜日
入場料:一般700円(オープン初期は200円割引適応)、団体300円(15名以上、60分コース)
住所:〒135-0063 東京都江東区有明3-5-1 パナソニックセンター東京 2~3階
公式HP:https://www.panasonic.com/jp/corporate/center-tokyo/akerue.html