ドコモ、脳のメカニズムに基づいて大切な人の携帯番号を記憶できるWebコンテンツ「愛の備え11ケタ」の提供開始

NTTドコモは、もしもの時に携帯電話が手元になく、大切な人と連絡を取りたい時に連絡先が分からないという状況を無くすべく、誰でも簡単に携帯電話番号を記憶できるスマートフォン向けWebコンテンツ「愛の備え11ケタ」を制作、2022年3月8日より提供開始した。

本コンテンツでは、東京大学大学院特任講師伴祐樹氏と協働開発された、人間の脳の記憶メカニズムに基づいた、誰でも簡単に携帯電話番号を記憶できる仕組みが採用されている。視覚・聴覚・触覚を刺激しながら番号を記憶していくことで、番号を表示しているだけで携帯電話番号を記憶する状態に比べ、記憶定着率が約1.2倍に向上するという。

また「大切なひとの携帯電話番号を覚えているということが、愛である」と捉え、覚えた携帯電話番号の所有者と、この機会に改めてコミュニケーションを取り合うメッセージ機能も搭載された。

愛の備え11ケタ　2

NTTドコモでは、東日本大震災が発生して11年になる2022年3月11日（金）に先がけて、「防災」と「携帯電話番号」に関する意識調査を実施。調査の結果、回答者の98%の人々が、「災害時に大切な人の携帯電話番号を覚えておいた方が良い」と回答した一方で、約半数の方々が「その大切な人の携帯電話番号を覚えていない」という結果が判明した。

この結果を受け、災害時などの“もしも”の時の備えとして携帯電話番号を覚えておくことが重要であると改めて考え、本コンテンツの制作に至ったとのこと。

お手持ちのスマートフォンで1分程度でできる“もしもの時の「備え」”を行なうことが、大切な人を思う気持ちを伝えることにも繋がる。同社では、そんなコミュニケーションを期待して、多くの人々に活用してもらいたいと語っている。