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2022.03.31
知財ニュース
感覚過敏の高校生が着心地を追求する、感覚過敏課題型アパレルブランド「KANKAKU FACTORY」を立ち上げ
株式会社クリスタルロードは、感覚過敏課題解決型アパレルブランドとして「KANKAKU FACTORY(カンカクファクトリー)」を立ち上げ、オンラインストアを2022年3月7日に正式オープンした。
KANKAKU FACTORYは、服の縫い目やタグ、生地の肌触りによって、痛みや不快感を感じやすい感覚過敏症の人の服の悩みの課題解決のために、現役高校生の加藤路瑛が立ち上げたアパレルブランドだ。
縫い目は外側に、首元のタグはなくプリントは肌に触れない場所にあるため、感覚過敏(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの諸感覚が過敏であるため日常生活に困難さを抱えている状態)の人を含め多くの人が心地良く着ることができるという。
KANKAKU FACTORYはオンラインストアのオープンと同時に、有楽町マルイが実施するインクルージョンフェス2022春にて、新作商品の展示を行なった。今回新しく発表されたのは、Tシャツとタンクトップと春夏向けパーカーの3点。
いずれも着心地の良さと実用性を重視した生地が採用されており、キッズ・メンズ・レディースと幅広いサイズが展開されている。
商品は、KANKAKU FACTORYが運営するオンラインストアでのみ販売されており、新作商品は全て予約注文となっている。また、生地にこだわりや不快感を感じやすい人のために、注文の前に生地サンプルも用意されているとのこと。興味がある人は、まずは生地サンプルから手に取ってみてはいかがだろうか。
Top Image : © 株式会社 クリスタルロード