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2022.04.09

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Webデザインのコラボレーションツール「Figma(フィグマ)」の日本法人が設立―アジアで初の拠点

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ブラウザ上でWebデザインを共同編集できるコラボレーションツール「Figma」(フィグマ)を提供するFigma,Inc. は3月16日、日本法人Figma Japanの設立を発表した。

Figma 公式サイトより Figma 公式サイトより

Figma,Inc. は2012年の設立。これまでサンフランシスコ(本社)とロンドンにオフィス拠点を構えており、米UX Tools社が例年実施しているデザインツールに関する調査の2021年版では、9部門のうち5部門で1位を獲得。2021年6月に実施した資金調達では評価額100億ドルを超えるなど急成長を遂げてきた。

今回のFigma Japanの設立はサンフランシスコ、ロンドンに次ぐ3拠点目で、アジアでは初の拠点となる。同社によれば進出の背景には、日本は直近1年間でユーザー登録数が約2倍に拡大した活発なデザイナーコミュニティの存在があり、デザインとテクノロジーのグローバルリーダーとしてのポジションだけでなく、デザイン思考を持つグローバル企業を含め、多くの顧客が存在する重要な市場として位置付けている。

なお、Figma Japanのカントリーマネージャーには、ブライトコーブのシニアバイスプレジデントおよび日本法人代表を務めていた川延浩彰(かわのべ・ひろあき)氏が就任。日本国内でも採用活動を強化するとともに、今後数ヵ月をめどにFigma日本語版をリリースする予定だという。

プレスリリースはこちら

Figma 公式サイト

Top images : © Figma,Inc.

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