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2024.02.29

知財ニュース

中央大学、英会話メタバースfondiと共同で「中央⼤学fondi校」設立─メタバース空間でグローバル人材を育成

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中央⼤学は、英会話メタバースfondiを提供する株式会社fondiと提携して「中央⼤学fondi校」 をfondi上に設⽴し、グローバル⼈材育成に関する実証実験を2024年2⽉1⽇ (⽊)〜2024年4⽉30(⽕)の期間で実施中。

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実証実験は、「コミュニティ学習空間」と「AIを絡めたバーチャル自習空間」の2つの検証コンテンツにて行われる。

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「コミュニティ学習空間」では、学⽣⼀⼈ひとりの英語レベルや興味・関⼼に合わせてfondiの外国⼈ユーザーとのマッチングを行い、参加者同⼠でコミュニティが形成されるサポートを実施する。

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「AIを絡めたバーチャル⾃習空間」では、ゲーム感覚で楽しくインタラクティブな学習ができる、AIを活⽤したロールプレイング型留学空間を提供。

現実で遭遇しうる英会話シチュエーションを3D空間ごと再現し、バーチャルシーンに没⼊して、AIとの会話を介してミッションをクリアしていくという新しい学習体験が利⽤できる。AIの学習内容は、学⽣の英語レベルと英語の学習モチベーションごとに最適化される。

同大学では、「グローバルな視野と実地応⽤の⼒を備え、⼈類の福祉に貢献する⼈材の育成」を掲げ、さまざまな英語サービスを活⽤しながらグローバルに活躍できる⼈材育成を推進中。

例えば世界各国の協定校と学⽣交換を⾏い、年間1,000名以上の学⽣を海外に送り出しているほか、留学や外国語の資格試験対策講座や、異⽂化交流ラウンジ「Gスクエア」を中⼼とした留学⽣との交流機会を提供している。

ただ、長年、学習した英語スキルを実践する環境の構築と提供が課題視されており、今回の実証実験に至ったという。fondiが提供するメタバース空間を活⽤して実践的な異⽂化コミュニケーション能⼒を鍛える「模擬留学」を実現した。

同大学はこの取り組みを通じて「経済的制約や環境の制約から留学が難しかった学⽣も、バーチャル空間を利⽤して世界の英語学習者と交流し、実践的なコミュニケーションを⾏うことで能⼒を向上させることが期待される。メタバースの技術を活かしてグローバルな学びの空間を広げ、従来の留学の課題を解決する⼿段として、積極的な活⽤を図りたい」と今後の展開に期待を寄せている。

プレスリリースはこちら

Top Image : © 中央大学

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