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2024.01.19

知財ニュース

東京大学、VRで柔らかい毛並みをなでる触覚を非接触で再現─触覚フィードバック「FurAir」

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東京大学大学院割澤研究室に所属する研究者らが、柔らかい毛並みの質感の触覚を非接触でVR環境に提示する手法を提案した。

柔らかい毛並みの質感を再現する方法としては「Pseudo-haptics」と「空中超音波触覚フィードバック」を組み合わせることで実現されるとしている。

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「Pseudo-haptics」は毛並みをなでる手の動きの水平方向の抵抗を模倣。実際の手の動きとVR内で見えている動きに相違を起こさせ、毛並みの擬似的な質感を生み出しているとのこと。

「空中超音波触覚フィードバック」はユーザーのインタラクションに応じて触覚および視覚フィードバックを応答的に調整可能なため、さらにリアルな毛並みの質感を体験をすることが可能だ。視覚においても、手を動かした動き方によりVRでも毛並みをなでる映像が映し出されるため、毛並みの細かさ、柔らかさをさらに表現することができるのだという。

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さらに、毛並みの生えている進行方向に沿ってなでる際には、滑らかな触覚、逆方向になでる際には、荒い触覚を体験することが可能とのこと。

研究論文はこちら

Top Image : © 東京大学大学院 割澤研究室

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