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2023.08.30

知財ニュース

遠隔で睡眠習慣や心拍数を測定できる非接触デバイス「POM」が発売─自動運転のレーダー技術を応用

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ソースネクスト株式会社とTellus You Care, Inc.は、自動運転にも応用される最先端のレーダー技術を用いて、睡眠習慣や心拍数を測定する非接触モニタリング「POM」(ポム)の国内販売を協業で行うことを発表した。

第一弾として、新製品「POM」を応援購入サービスサイトMakuakeにて2023年8月7日(月)より販売中。Makuakeでは、数量限定で52%OFFで購入できるセットなどを含む複数のラインナップを用意している。

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「POM」は、自動運転にも応用される最先端のレーダー技術を用いて、非接触で睡眠習慣や心拍数をモニタリングできる、新しいタイプの見守りデバイス。映像で監視するカメラや、装着や充電の面倒があるスマートウォッチなどとは異なり、高齢者の従来の生活を変えることなく、高齢者自身や家族に安心を提供できる。製品名は、安心を意味する英単語の「Peace Of Mind」の頭文字をとって名付けられた。

「POM」の主な特徴は次の3つ。

1つは、最先端のミリ波レーダーとAIの技術で、非接触でも心拍数や睡眠時間が測れることが大きな特徴。「POM」は、家庭用の高齢者見守りサービスにおいて、日本で初めて(※)ミリ波レーダーを採用しており、「POM」を見守る相手の寝室の壁に設置することで、対象者の心睡眠習慣や心拍数、呼吸数などを高精度に計測できる。
(※2023年7月時点、Tellus You Care調べ)

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2つ目は、日々のデータ蓄積による見守る対象者の行動や睡眠リズムなどの変化について、専用アプリから通知が来ること。一人暮らしをする高齢者から離れて暮らす子や孫世代のユーザーも、対象者である家族の変化にすぐに気づくことができる。

3つ目は、寝室の壁に設置するだけというシンプルさで、「POM」は寝室の壁に設置するだけで良い。カメラやスマートウォッチなどを装着する必要がない手軽さも同製品の魅力の一つだ。

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ソースネクストが登録ユーザーを対象に実施したアンケート調査では、自宅で一人暮らしをする65歳以上の親を持つ方々の83.7%が高齢者見守りサービスに「興味がある」もしくは「現在または過去に契約経験がある」と回答したという。

2017年に創業された米国スタートアップ企業のTellus You Careは、これまで日本国内の有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など、さまざまな施設に高齢者見守りサービスを導入してきた実績があり、その中で在宅分野への参入を期待する声を多く受けてきた。

「POM」は9月30日(土)までの55日間、応援購入サービスサイトMakuakeで販売され、Makuake販売期間の終了後は、ソースネクストの自社オンラインショップでの販売を予定している他、他社や自治体との連携による販路を拡大する予定。両社それぞれの強みやノウハウを活かし、新機能開発等によるサービス向上にも積極的に取り組んでいくとのこと。

プレスリリースはこちら

Makuake 販売サイトはこちら

Top Image : © ソースネクスト 株式会社 、Tellus You Care, Inc.

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