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2024.07.31
知財ニュース
ディズニー、表現力豊かな二足歩行ロボットを開発
ディズニーリサーチは、エンターテインメント用の表現力豊かな二足歩行ロボットを開発したと発表した。
脚付きロボットは、困難な非構造地形での動作で良い成果を上げている。しかし、エンターテインメントの用途では、これらのロボットの設計と制御は、観客にアピールするという課題に直面しているのだという。
同社は、表現力豊かなアーティストの動きとしっかりとした動的な動きを統合した新しい二足歩行ロボットを開発した。このロボットは、キャラクター主導の機械的機能に重点を置いて設計したとのこと。
公開されている動画では、様々な動きをするロボットを確認することが可能だ。ロボットがロール紙を見つけ、それをベンチの下に蹴るシーンや、最初は恥ずかしがり、次に近づき、頭を伸ばし、頭をなでらるシーンを演じている。
ロボットの動きは、強化学習ベースの制御アーキテクチャで芸術的な動きを実行させる。実行中、これらのコマンド信号は、複数のアニメーションソースを合成しブレンドするアニメーションエンジンによって生成されるのだという。そして、直感的なオペレータ・インターフェースで、ロボットによるリアルタイムのショー・パフォーマンスが可能になるとしている。
Top Image : © ディズニー