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2024.12.25

知財ニュース

東京メトロ、号車ごとのリアルタイム混雑状況をディスプレイ表示―千代田線の北千住駅と町屋駅にて実施

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東京メトロは、混雑の平準化を推進するため、千代田線の混雑区間である北千住駅と町屋駅のコンコースに設置するディスプレイに、号車ごとのリアルタイム混雑状況(代々木上原方面行き)を表示することを発表した。

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北千住駅に設置したデプスカメラで、リアルタイムに実測した号車ごとの混雑情報を基に、北千住駅コンコースでは、「乗車後の各駅の混雑予測」を12月16日から、町屋駅コンコースでは、「到着する列車の実際の混雑」を2025年1月中旬からそれぞれをディスプレイに表示するという。

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これらにより千代田線の同駅から代々木上原方面行を利用する場合、ディスプレイの表示をもとに、空いている号車を選択することが可能になるという。

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デプスカメラとAIを用いた列車混雑計測システムは、鉄道事業者で導入しているのは東京メトロのみであり、ダイヤ策定時等に基礎データとして活用している。また、同システムは2022年9月に第21回日本鉄道賞の特別賞を受賞している。

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Top Image : © 東京地下鉄 株式会社(東京メトロ)

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