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2024.11.07

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世界初の曲面瓦型太陽光パネル、2024年度グッドデザイン賞受賞― 伝統的な瓦屋根を再現

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ポータブル電源やソーラーパネルを販売する株式会社Jackery Japanは、瓦型太陽光パネル「Jackery SolarSaga Barrel Tile」を開発。2024年度グッドデザイン賞を受賞した(インテリア/エクステリア住宅部門)。

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同製品は、伝統的な瓦屋根に調和するデザインで、瓦屋根の美観を損なうことなく、高効率な太陽光発電を実現する革新的なデザインが評価された。既に国際的デザイン賞である「A’DESIGN Award&Competition 2024」と「Red Dot Design Award 2024」も受賞している。

同製品は、世界初の高効率曲面結晶シリコン瓦型太陽光パネル。業界最先端のバックコンタクト太陽電池セル技術と独自のラミネート成形プロセスを統合した。

従来の太陽光パネルと比べ、太陽光変換効率を75%向上、設置面積あたりのワット出力も15%増加させた。また、曲面デザインにより、瓦型の波の山と谷の間に大きな気流通路を作り出し、効果的な放熱も実現しているという。

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サイズは715mm x 466mm x 49mm、重量5.3kg、バッテリーセルの最大出力42Wで、素材は単結晶シリコンを使用。

耐久性については、5mm厚の強化ガラスとアルミ合金部品を採用し、UL790 CLASS Cの耐火性、3 CLASSの雹耐性、TAS100規格の雨水保護機能を備える高い耐久性と、マイナス40℃~85℃という幅広い温度環境への適応性も特徴。最長25年の保証も付帯している。

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2025年4月から太陽光パネル設置が義務化される東京都の例に見られるように、再生可能エネルギーの普及と景観保全の両立は解決が急がれる課題の一つ。同製品は、この課題解決に貢献する製品として期待されており、1千万枚の屋根に導入されれば、年間8,000万トンのCO2削減、5,400万本の植樹に相当する効果が見込まれている。

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同製品は、今年度より欧米で生産開始予定。日本での発売時期は未定となっている。

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Top Image : © 株式会社 Jackery Japan

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