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2024.09.18

知財ニュース

HONOR、近視抑制AI搭載の「Magic V3」と「MagicPad 2」発表―業界初

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世界的なテクノロジーブランドHONORは、世界で最も薄い内折り式スマートフォン「HONOR Magic V3」、最先端の革新的なデジタルキャンバスである「HONOR MagicPad 2」を発表した。

これらのデバイスには、業界初の「AIデフォーカスディスプレイ」が搭載されている。この技術は、長時間のスクリーン使用による近視の進行を抑制するために開発され、特定の色やオブジェクトの焦点をぼかすことで、目の負担を軽減することを目的としている。

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同社によると、長時間のスクリーン使用によって、近視の症例が世界的に増加しており、HONORはそこに注目したのだという。

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AIデフォーカスは、近視を制御するための技術で、スマートデバイスのディスプレイ上でデフォーカスレンズをシミュレートしている。ユーザーの周辺視野の焦点ぼけを制御しながら、中心視野を鮮明に保ち、中心窩下の脈絡膜の厚さを増加させ、近視の進行を抑制する。これにより一時的な近視を軽減し、目の疲れを軽減することができる。

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HONORのAIデフォーカス技術は、25分間の読書後にユーザーの一過性近視を平均13度軽減することが実証されており、最大75度の軽減を経験したユーザーもいるとのこと。

今回AIデフォーカスディスプレイが搭載される「HONOR Magic V3」は、折りたたんだ状態で厚さ9.2mm、広げた状態で厚さ4.35mm、重さ226gのスマートフォンだ。5150mAhの大容量バッテリーで一日中使用可能。「HONOR MagicPad 2」は、本体は5.8mmの超薄型、重量は555gと軽量なタブレットだ。12.3インチのHONORアイコンフォートディスプレイを搭載している。

HONORはスマートデバイスの世界大手プロバイダー企業で、あらゆる予算に合う高品質のスマートフォン、タブレット、ラップトップ、ウエアラブルを提供している。同社のAIデフォーカス技術は、「MWC Shanghai 2024」で披露され、同時にAI技術がもたらすリスクを回避するための「AIディープフェイク検出」も発表している。

プレスリリースはこちら

「AIデフォーカス」について

「HONOR Magic V3」

「HONOR MagicPad 2」

Top Image : © HONOR

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