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2024.04.22
知財ニュース
Meta、生成AIで作成されたコンテンツにラベル付けを発表─InstagramやFacebook、Threadsで開始
Metaは、生成AIで作成された画像や動画、音声に「Made with AI」のラベル付けを行うと、2024年4月5日(現地時間)発表した。
同社では、すでにMeta AI機能を使用して作成された画像には、「Imagined with AI」のラベル追加が行われていた。今回の変更は監視委員会、専門家、一般の人々からのフィードバックに基づいたものだとしている。
Metaは、13か国の23,000人を超える回答者を対象に世論調査を実施し、「Metaなどのソーシャルメディア企業が自社のプラットフォーム上でAIによって生成されたコンテンツにどのようにアプローチすべきか」と調査を行った。すると、その82%が、人々が言ってもいないことを言っている描写のあるAI生成コンテンツに対する警告ラベルを支持していると回答したという。
「Made with AI」のラベル付けは2024年5月から開始する予定であり、Facebook、Instagram、Threadsで開始される予定だ。さらに同社は、コミュニティ基準に違反しない操作されたメディアを削除すると主張しており、操作された動画ポリシーのみに基づくコンテンツの削除を2024年7月に停止すると発表している。
コンテンツが有権者の介入、いじめと嫌がらせ、暴力と扇動に対するポリシー、またはコミュニティ基準のその他のポリシーに違反する場合、コンテンツが AI によって作成されたか人間によって作成されたかに関係なく、削除されるとのことだ。
Top Image : © Meta