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2023.04.03

インタビュー | 内山 幸樹

同性パートナーもシングルマザー同士も、多様な家族形態が認められる社会を目指す「Famiee」

一般社団法人Famiee

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近年、自治体により性的少数者や事実婚の人々に対して、「結婚に相当する関係である」と認めるパートナーシップ制度が自治体の間で広がりつつある。

しかしその地域や効力は限定的であり、2023年の現在もなお、同性婚や選択的夫婦別姓に関する国会の議論は進んでいない。その結果、当事者は「病院で同意書へのサインができない」「賃貸契約が結べない」など、日々の生活において、大きな障害に直面することも少なくない。

今後、「伝統的な家族観」が変わることはあるのだろうか。
 
進展が生まれない課題に対し一石を投じるのが、一般社団法人Famiee代表理事の内山幸樹氏。自治体によらない、民間発行パートナーシップ証明サービス「Famiee(ファミー)」の開発と提供を通して、法律を変えずに社会を変える方法を提示している。
 
このような社会課題に対して、個人や企業が向き合うべきこととは。

内山 幸樹

内山 幸樹

一般社団法人Famiee代表理事

一般社団法人Famiee代表理事。2000年にホットリンクを創業し、2013年に東証マザーズ(現・東証グロース)に上場。世界中のSNSデータアクセス権販売と、国内市場向けにSNSデータを活用したマーケティング支援を展開。2018年よりブロックチェーンを活用したLGBT+の課題解決方法として「Famieeプロジェクト」を着想し、2019年8月に一般社団法人 Famieeを設立。Web3の普及を目的とした経営者らの有志団体「Web3․JP」の代表世話人として、2022年8月には、自由民主党が発表した「NFTホワイトペーパー」に追加的提言を行った。さらなる事業機会の模索と最先端のIT技術に触れるため、2020年5月に渡米し、現在もサンフランシスコを拠点に活動中。

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