No.023
2019.12.10
拒絶反応がでない植物融合技術
iPAG技術
概要
iPAG技術とは、異なる種の植物同士でも接ぎ木を可能にする技術だ。従来では、近縁な植物には接ぎ木できるが、相手が遠縁になるほど接ぎ木は成立しにくくなり、分類学的に科が異なる植物との「異科接ぎ木」は不可能と考えられていた。タバコ属に類する植物が稀有な接ぎ木能力を持つことが発見され、本来は接ぎ木できない遠縁な二種の植物の間にタバコ属を挟み込んで接ぎ木すると、三者を一定に成立させることができ、接ぎ木の組み合わせを拡張できる可能性が出てきた。一本の木に四季を通して収穫時期の異なる果実を実らせることができるかもしれない。
この知財の情報・出典
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