No.126
知財図鑑関連アワード受賞知財
2020.03.31
日本語を理解するコンピュータをつくるための試み
日本語に対する自然論理タブロー法
概要
自然論理というアプローチにより、日本語特有の文章の曖昧な意味合いを推論し理解できるAIを作ろうとする試み。従来の形式論理アプローチと比べ、自然論理は状況や文脈に応じて変化する意味を理解することに適しているため、「たぶん」「そのうち」などの曖昧な表現を含む文章から言葉の裏を読み取ること、たとえば「ほとんどの鳥は飛ぶがペンギンは飛ばない。」という文から「ペンギンは鳥である。」と推論することができる。この成果により、読解力を持つAIの発展が促されると期待される。
なにがすごいのか?
状況や文脈に応じて変化する日本語の言葉の意味を推論
スタンダードである英語ロジックを、未だ開発段階の日本語ロジックへ適用
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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