No.260
2021.02.02
フードロスを減らす新たな流通プラットフォーム
KURADASHI
概要
「KURADASHI(クラダシ)」は、フードロス削減を叶える社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム。従来は廃棄されていた食品を協力企業から協賛価格で引き取り、消費者へ低価格で再流通させることでフードロス削減に取り組んでいる。また、売り上げの一部で様々な社会貢献団体を支援していることも特長。これにより協力企業は食品の廃棄コスト削減という直接的なメリットに加え、ブランドイメージの向上にも繋げることができる。日本におけるフードロス削減の有機的な手法の一つとして期待されるプラットフォームである。
なぜできるのか?
食品メーカーの協力
廃棄コストの削減による経済効果や企業ブランドの向上に繋がるため、廃棄食品を提供する協賛企業が増加している。
消費者にお得なエシカル消費を提供
消費者が購入した「KURADASHI」の商品売り上げの一部を社会貢献団体へ寄付。社会貢献度が高いお得なショッピングを楽しめる。
売上の一部をNPOへ寄付
売上の3~5%を環境保護や動物保護などの社会貢献活動団体やクラダシ基金へ寄付。
クラダシ基金の活用
農家の人手不足・高齢化の問題解決、 フードバンクに向けた食品をの安定供給等のため、独自に「クラダシ基金」を運営。
相性のいい産業分野
- 環境・エネルギー
SDGsの「つくる責任つかう責任」の達成
- 流通・モビリティ
食品を扱う企業とフードバンクの間を繋ぐ流通網
- メディア・コミュニケーション
社会貢献を通して企業イメージを向上
- 教育・人材
社会貢献度の高いエシカル消費を通じ、持続可能な社会の実現を目指す消費者教育
- IT・通信
過去のKURADASHIでの流通履歴データを活用したフードロスの傾向や消費予測等を行う、“ロスを生まない”企業コンサルティング
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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