No.324

2021.05.14

水中センシングで戦略的な釣りを実現するIoTルアー

smartLure Model Zero(スマートルアーモデルゼロ)

概要

「smartLure Model Zero(スマートルアーモデルゼロ)」とは、魚がルアーに食いつくまでの動きや水中環境をデータ化し、アプリを通じて提供するIoTルアーである。通常のルアーと同様に泳がせるだけで、高精度のセンサーモジュールが水中環境をとらえ、アプリ上で位置や日時のほか、気象条件、月齢や潮汐など、魚の行動や釣果に影響する情報と統合され、釣り人の戦略構築をサポートする仕組み。これまで観察と感覚によってなされてきた釣りの形を変えるだけでなく、将来的にはデータから得られた知見を、水圏の環境保全や魚の生息数の管理に生かすことが視野に入れられている。

なぜできるのか?

高精細で正確な測定ができるセンサーモジュール

魚の生息環境である水中の温度や明るさ、ルアーの動き、水深トレースを高精細にデータ化するセンサーモジュールを搭載。モジュールは小さく軽いため、ルアーの動きを妨げない仕様となっている。

通常のルアーと変わらない取り扱い方法

一般的なルアーと同じように飛ばすだけで、ルアーが描いた水深トレースや微妙な動き、魚の活動を左右する水温や水中の明るさを把握できる。また、釣り場での厳しい使用条件やサイズの大きい魚にも負けない頑丈さを持つ。

魚目線のデータと釣り人に必要な情報を統合するアプリ

センサーで取得したルアーの動きや、ルアーを飛ばした場所を地図上に表示。気象条件・月齢・季節・時間帯などのこれまで釣り人が釣りの作戦を立てる上で手がかりにしてきた情報と水中情報を統合する。

相性のいい産業分野

環境・エネルギー

獲得した水中環境データを用いて、外来種の繁殖や絶滅危惧種の減少を防止

旅行・観光

旅行者に良質な漁場情報を提供する「釣り体験ツーリズム」

資源・マテリアル

水産資源のデータを獲得するために活用

教育・人材

釣り体験を通じた生態系に関する学習

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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