No.344

2021.06.10

どこでも使えるMR用小型ヘッドマウントディスプレイ

MREAL(エムリアル) S1

MREAL

概要

MREAL(エムリアル) S1とは、小型軽量でポータビリティに優れたMR(Mixed Reality:複合現実)用ヘッドマウントディスプレイ。従来のMR用デバイスと比べ、装着者への負担が少なく長時間でも快適に作業を行うことができる。また、モバイルワークステーション(複雑で高度な処理を安定して行うノート型コンピューター)に対応しており、実際の現場に持ち運んでの活用ができるため、建設予定地で完成後の姿を表現したり工場内での新たな製造ラインの体験・検証などが可能。現地での視覚情報を遠隔地と共有することも可能で、人の移動が難しい状況下でも活用の幅が広がることが期待される。

MREAL S1

なぜできるのか?

ディスプレイ本体の小型・軽量化

ディスプレイ本体を小型かつ薄型なものにすることで、手のひらに収まるほどのコンパクトさ(幅約186 mm、奥行き約250 mm)と持ち運びしやすい軽さ(約338 g)を実現した。また、薄型にしたことで目とディスプレイの距離が近づき、映像のズレや歪みの低減にもつながっている。

ユーザビリティに基づいた構造の工夫

重量バランスやパッド素材の見直しと4つの調節機構の設計により、どんな姿勢でも負担が少なく誰でも簡単に着脱や調整ができる快適性を実現した。また、ディスプレイを上下に動かせるフリップアップ機構が搭載されており、本体を装着したまま周囲の安全を確認したりメモを取ることもできる。

ユーザーの用途に応じてカスタマイズ

頭に装着するヘッドセットスタイルだけでなく、手で持って使用するハンドヘルドスタイルにも簡単にセットアップすることができ、展示会などの気軽に使いたい場面にも対応している。また、付属されている減光フィルターシートをカメラ部分に取り付けることで屋外の明るい環境でも使用できる。

ポータビリティの向上によるさまざまなシーンでの活用

モバイルワークステーションへの対応により、システム全体の小型化・軽量化を実現し実際の現場へ持ち運んでの活用が可能。また、周囲の静止物を利用する空間特徴位置合わせ技術の向上により、MRシステムに重要な位置合わせを屋内外問わず高精度に行うことができる。 

用途に応じたソフトウエアの活用

基盤ソフトウエア「MREAL Platform」はシンプルな操作性になっており、初めて利用する人でも使いやすい。さらに、ソフトウェアにある多くの機能から必要なもののみを選択して利用することが可能なため、利用者の用途に合わせて活用することができる。

相性のいい産業分野

住宅・不動産・建築

実寸大での設計の確認・利用シーンの体験

製造業・メーカー

リモートで行うプロトタイプのユーザー検証

教育・人材

リモートでの手仕事や技術の指導

アート・エンターテインメント

屋外で楽しめるMRゲーム機デバイス

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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