No.353
旨味はそのままに塩分濃度をコントロール
脱塩技術

概要
「脱塩技術」とは、通常の調味料を用いて製造した食品から、自由自在に塩分のみを抽出してカットする技術。一般的な減塩調味料を用いて製造する「加算」方式の調理ではなく、調理品そのものから塩分を取り除くことができる「減算」の調理により、旨味及び風味をそのまま活かした脱塩調理品を提供することができる。高血圧、心臓疾患、腎臓疾患などで塩分摂取を控えなくてはならない人々の食事療法への一助となることが期待されている。
なぜできるのか?
旨味はそのままに塩分をカット
従来の減塩食品では、元々減塩で作られた調味料を使用するしかなく、料理人はその指定材料だけの減塩レシピで調理しており、理想とする味の再現は非常に困難とされていた。しかし、脱塩技術は従来の調味料を用いた調理の後に塩分だけを抽出カットするため、旨味はそのままに塩分濃度コントロールが可能となる。
脱塩装置による塩の分離
脱塩装置により、対象物を水分と物質に分離し、その水分から塩分を取り除いた「脱塩水」を再度物質と混合することで脱塩対象物を生成することができる。脱塩装置は殺菌処理や細菌の検出も可能。
味のバランスがとれた脱塩調理が可能
脱塩技術を用いた脱塩調理品の製造方法では、調味料または調理品から塩分を取り除いた(減算)後に、再度塩分を加えて(加算)、味を調えることもでき、最終的な食塩相当量を低減させながらも、味のバランスがとれた脱塩調理品を提供することができる。
実現事例
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
・特願2018-104001 ・特願2016-160585 この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。 詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。 Top Image : ©Getty Images






