No.764

2022.10.21

眠ることで仮想通貨が稼げる「Sleep to Earn」アプリ

SleeFi(スリーファイ)

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概要

「SleeFi(スリーファイ)」とは、「Sleep × Earn」をコンセプトとして睡眠とトークン獲得を軸に構成されたアプリ。ユーザーはベッドをモチーフとした専用NFTを保有し、日々の睡眠を記録することでゲーム内のトークンを獲得することができる。手に入れたトークンはゲーム内のNFTやアイテムに交換することができ、売却して現金化することも可能。睡眠時間やベッドの性能により報酬が上下する仕組みのため、「眠るだけで稼ぐ」を実現しながらゲーム感覚で生活習慣を改善するアプリとして期待されている。

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なぜできるのか?

起床時間を設定して睡眠を計測

ユーザーは専用のベッドNFTを所有した状態で起床時間を設定し、実際の睡眠時間を計測することで独自トークンを稼げる仕組み。設定した起床時間に近いほど報酬獲得量が増える、15分を超えて起床した場合は報酬獲得量が減少するなど、様々なルールが設計されている。

ライフスタイルから選ぶ4種類の「ベッドNFT」

専用のベッドNFTにはレベル・タイプ・クオリティなどが設けられており、ベッドによって計測可能な時間が変化。そのためユーザーは、自身のライフスタイルに応じたベッドを購入する必要がある。異なるベッド同士の掛け合わせによるミント(新しいベッドの生成)も可能。

高い処理能力を持つAvalancheブロックチェーン

現在(2022/10/20時点)、クローズドβ版のアプリがリリースされている「SleeFi」はブロックチェーン基盤としてAvalanche(AVAX:アバランチ)を採用。高い処理性能と手数料の低さを備え、EVMの実装によってイーサリアムとの互換性を持つ。

2種類のトークンSLFTとSLGTを採用

「SleeFi」は2種類のトークンSLFTとSLGTを採用。SLFTはゲームトークンとして発行枚数は無限でベッドのレベルアップやミントなどに活用される。SLGTはガバナンストークンとして発行枚数は120億枚を予定し、「SleeFi」のDAO(分散型自立組織)における意思決定への利用が想定されている。

相性のいい産業分野

生活・文化

睡眠時間を含めて人生の全てを「〇〇 to Earn」できる生活

教育・人材

企業に取り入れることで社員に報酬を与えながらヘルスチェック

製造業・メーカー

NFTでグッズを販売する寝具メーカーやパジャマメーカー

医療・福祉

健康になればなるほどトークンを稼ぐことができる新たなリハビリ制度

金融・保険

DeFi(分散型金融)に稼いだトークンを預けることでさらに報酬を獲得

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top images:© SleeFi