No.1000
2024.06.25
「知財×AI」によるアイデア共創プラットフォーム
ideaflow(アイデアフロー)
概要
「ideaflow」は、公開されている特許情報から、その技術を活かした事業アイデアを大量に作成するアイデア共創プラットフォーム。生成AIを活用し、特許の要約とアイディエーションを瞬時に行う。Webブラウザ上で簡単に操作でき、企業規模に関係なく導入後すぐに新規事業のアイデア創出に活用することが可能。
なにがすごいのか?
特許をAIで要約し、様々な領域の事業アイデアを瞬時に作成
誰でも簡単に、大量のビジネスアイデアを作ることができる
アイデアのコミュニティとして、部門や職種を超えた交流ができる
なぜ生まれたのか?
日本は年間の特許取得件数が30万件を超え、中国・アメリカに次ぐ世界第三位の特許大国(※「特許庁ステータスレポート2024」より)ですが、防衛目的の特許も含めておよそ半数が事業利用されずに収益を生み出せていません。知財の性質上、広く情報発信されることが少なく、検索対象になりにくいため、学会や研究所など狭い領域でしか流通していない現状があります。
知財という先端技術をAIの力でわかりやすく翻訳し、メディアを通じて発信することで、知られていなかった技術に誰もがアクセスできるようになります。AIと人が共創することで、特許技術の有効な使い方を瞬時に大量に想像し、知財部門の担当者や研究者自身ですら考えつかなかった活用方法を生み出すことができます。「失われた30年」の間に生まれた休眠特許の掘り起こしや既存特許の技術移転によって、今まで起こせなかったオープンイノベーションが連鎖的に巻き起こり、日本が新しい経済成長を成し遂げることを期待しています。
ー 知財図鑑・共同代表 荒井亮
なぜできるのか?
特許を誰にでもわかりやすく
公開されている特許番号と、ビジネス検討したい産業分野を指定することで、AIが瞬時に特許を要約します。難解な特許をわかりやすく翻訳することで、AIと人間が共創して事業アイデアを作成する土台となります。
事業アイデアを様々な方向で提案
特許情報と、ビジネスを検討したい産業分野を指定することで、生成AIが未来の事業アイデアを作成します。飛躍的なアイデアから、現実的なアイデアまで幅広く方向性を示すことで、ユーザーの期待値に寄り添ったアイディエーションが可能です。
ビジュアルでスムーズに伝わる
「価値・ターゲット・長所・短所・リスク」など多角的な観点でアイデアを記載し、新規性・市場性・実現可能性についてAIが自己評価を施します。同時に利用シーンを描いたビジュアルを作成し、アイデアを具現化する際のイメージやパートナー像が直感的に伝わりやすくなります。
アイデアベースの共創コミュニティ
作成したアイデアは、同じチームに所属するメンバーに限定して公開されるため、自由に議論を広げることができます。研究者や事業担当者が「いいね」をつけたり、コメントで直接やり取りを重ねることで、部門の壁を超えたコミュニケーションが生まれます。
発想をつないでアイデアを育てる
将来的に、AIエージェントとの対話機能を実装することにより、作成したアイデアの精度を実効性の高いプランへと発展することができます。対話相手になるAIの人格に個性を持たせることで「戦略コンサルタントとの壁打ち」や「SF作家とブレスト」といった体験を創出します。
相性のいい産業分野
- 製造業・メーカー
部門の枠を超えたアイディエーション
- メディア・コミュニケーション
休眠知財の活用検討とマッチング
- アート・エンターテインメント
人間が思いつかないような新しい表現・パフォーマンスの探索
- 教育・人材
起業家のアイデア創出サポート
- 金融・保険
投資先の事業拡張可能性の検討
この知財の情報・出典
特許出願中(特願2024- 93927) ・商標出願中
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。
ただいま、多くのご応募をいただいており、ideaflow(ベータ版)のご案内にお時間を要しております。 順次ご案内していきますので、お返事までもうしばらくお待ち下さい。
※ベータ版は法人へのご提供のみとなっており、現在は個人へのご提供は行っておりません。製品化の際には個人へのご提供も予定しております。
Top Image : © 知財図鑑