No. 040 遠隔地をリアルにつなぐ等身大スクリーン

tonari(トナリ)

tonari(トナリ)とは、離れた拠点をシームレスに繋げることができる等身大の大画面映像システム。自然に目線が合う仕組みや、クリアな音声、低遅延により、離れた相手がまるで同じ部屋にいるかのような臨場感のある空間をつくり上げる。一般的なビデオ会議システムと異なり、tonariはリアルタイムに近い音声会話と奥行きある等身大の映像交換が可能なため、物理的に離れた人々が「隣」にいるような繊細な情報を得ることができる。ビジネスの快適性向上や、離れて暮らす家族のコミュニケーションサポートなど、距離が生んでいた壁や境界をなくし空間を共有できる技術である。

なぜできるのか?

低遅延を高フレーム数で実現

人間が会話の遅延でストレスを感じるボーダーラインは150ミリ秒以下だといわれており、一般的なビデオ会議システムではおよそ200ミリ秒以上の遅延が起きている。tonariは遅延120ミリ秒以下を実現し、フレームレートも60fps(コマ/秒)で、滑らかな動きがスクリーン上に再現される。

“隣接感”をもたらす設置システム

ソフトPVC製のスクリーンには、ほぼ目線の高さに1点、目立たないように穴が開けてあり、カメラはこのピンホールの奥に設置されている。それによりスクリーンの向こうの人物と目線が合う体験が可能となる。

実在感のある高解像度映像と音声

カメラが撮影した映像は、部屋の奥まで見渡せる奥行きある映像に画像処理され、4Kに近い解像度でプロジェクターから投影。スピーカーはスクリーンの左右に据え付けられ、スクリーンの前に立った際に接続先の音声が立体的に聞こえるようになっている。照明も環境光や時間帯によって調光され、顔の明るさと背景の光の加減が自然に投影されるようプログラムされている。

相性のいい分野

ビジネス
ひとつのフロアにtonariを介した複数のサテライトオフィスが存在するシームレスカンパニー
コミュニケーション
お正月やお盆などで遠方の親戚が気軽に集まれる「tonari宴会」
医療
患者は自宅にいながらも医師や看護師が遠隔で見守ることができる「tonari遠隔医療」
インテリア
朝、日本の自宅にいながらブラジルの夜の通りが眺められる地球の裏窓
フード
料理を食べながらその食材の農地をリアルタイムに眺められる産地直映像レストラン
教育
北海道にいながら沖縄の学校の授業に参加できる出身地ランダム学校

知財情報

主な知財ホルダー:tonari株式会社/一般社団法人tonari

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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知財ハンター

Konel
/ Konel inc.

Konelはデザインとテクノロジーを融合させてフィールドを定めず制作を行う多国籍クリエイティブカンパニーです。


知財ライティング: 松岡 真吾