No. 049 授業中の声を保存・活用するAI

Josyu

「音声認識」により、授業中の先生の声をその場でリアルタイムに自動でテキスト化。発した言葉は一つのテキストデータとして保存され、そこから単語を抽出したり、授業後の振り返りやまとめプリントとして活用することができる。先生の負担の軽減、理解や記憶の定着の補助授業への集中度アップなど、従来の授業の常識を変えるAIアシスタントである。

なにがすごいのか?

  • 授業中の先生の声を「音声認識」でリアルタイムに自動でテキスト化する
  • 授業内の単語を人工知能(AI)が解析し、重要な単語を自動で抽出
  • ある単語に関連する別の単語と画像を予測表示

なぜ生まれたのか?

ICT(情報通信技術)教育をサポートする製品として「電子黒板」を提案していたが、便利な一方、高価だったり使用する先生のスキルなどが問題となっていた。「激務の先生の負担を減らし、手軽に使えるもの」と考え、授業で常に発信されている先生の「声」に注目。音声認識技術と人工知能(AI)を組み合わせた“未来の黒板”として開発された。今まで見過ごされていた授業中の声を教材化するという発想から生まれた授業支援システム。ネーミングは先生をアシスタントする「助手」という意味。

なぜできるのか?

リアルタイムに音声認識

授業中の先生の声をインターネットブラウザを利用したシステム上でリアルタイムに解析して自動でテキスト化。発した言葉は一つのテキストデータとして保存され、そこから単語を抽出したり、授業後の振り返りやプリントとして活用することが可能。

単語の関連性を人工知能(AI)が解析

授業内での単語の出現回数や前後の文章との関連性を人工知能(AI)が解析し、重要と思われる単語を自動で抽出。抽出された単語は重要度によってランキング化することや関連する単語や画像の表示も可能。AIの開発・研究は国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの中西崇文研究グループと共同で実施し、利用者が増えるにつれ、AIが勧める単語・画像の精度が高まる仕組みになっている。

相性のいい分野

教育
堅苦しい内容を覚えやすくするため、単語をイラストや漫画で表現すると授業風景が一変する
エンターテインメント
朗読劇や落語など、「言葉」が重要な舞台で使うことで視覚的な表現も可能になる

知財情報

主な知財ホルダー:株式会社サカワ

・商願2018-62369:「Josyu」

 

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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知財ハンター

荒井 亮 Ryo Arai
Producer / Konel Inc.

1977年東京都荒川区生まれ。立教大学社会学部産業関係学科卒。クリエイティブ会社にてライブ配信事業のプロデューサーとして番組の企画制作、各種アライアンスやチームビルディングを担当。その後、Konelに所属し「日本橋地下実験場」を中心としたプロジェクトに関わる。聴覚を拡張するプロダクト『PlayEar』の開発や、インターネット世代のポップカルチャー、メディアアート、ペットテック領域に関心がある。