No. 054 人間関係を可視化する評価ラベリング

画像インデキシング

「画像インデキシング」とは、撮影した映像に登場する人物の特徴を示す情報を自動的に抽出し、ラベル付け(インデキシング)する技術である。この技術を用いれば、職場など人間関係が複雑な場において、身体的特徴だけでなく、会話の時間、場所、人数などの要素から多角的に人物を評価することができる。これらの評価値を算出することで、ラベル付けされた人同士の親密度を推定することも期待されている。

なにがすごいのか?

  • 映像に登場する人の特徴を自動抽出し、出現回数などでランク付けができる
  • 会話の時間、場所、人数などの要素から多角的に人物を評価することができる
  • 評価値からコミュニケーションの親密度を推定することも可能

なぜ生まれたのか?

職場で高いパフォーマンスを発揮するには良質なコミュニケーションが不可欠。しかしながら会社の規模が大きくなればなるほど人間関係は複雑化し、コミュニケーションの中身を測ることは困難になる。「画像インデキシング」は、職場内の人物の重要度やコミュニケーション量や質を定量的に計測することで、より多角的で正確な人事評価に役立てることが期待されている。

妄想プロジェクト

瞬間マッチレセプション

大きな会社になればなるほど、受付で担当者を呼び出すための仕組みは複雑化しており、自分の身元を伝えた上で、先方の所属部署や名前で検索するだけでもそれなりの手間と時間がかかる。
「画像インデキシング」を利用した受付システムがあれば、訪問者がオフィスに入ったタイミングで顔を自動認識し、「その人が社内でよく会っている担当者」を判断して提案してくれる。また、自社の重役の元を訪れる大事なお客様を事前に登録することで、お待たせすることなくスムーズに役員室に誘導することも可能になるだろう。

なぜできるのか?

人物を多角的な情報からラベル付け

画像に含まれるオブジェクトを検出し、人物の身体的特徴や会話の時間、場所、人数などの情報に基づいて、人物を自動抽出し、ラベル付けすることが可能

特徴値と尤度から各画像の重要度を算出

画像に含まれるオブジェクトに関して算出された特徴値と、当該画像に関して算出された尤度とに基づき各画像の重要度を算出する。

画像解析から人間関係を推定

同一人物として認識される人の出現頻度を元に、コミュニケーション状態を測って「職場のキーマン」をランク付けすることが可能。画像ランキングの上位画像と類似する画像の重要度を検証することで人間関係を推定する。

相性のいい分野

オフィス
来客の情報を予め登録することで、受付でお待たせすることなく関係者を誘導
セキュリティ
来場者の顔や身体的特徴を自動認識することで、不審者や特定の人物を検出
マーケティング
グループ内での行動範囲や傾向を推定し、好まれる商品やサービスなどを分析
エンターテインメント
身体的特徴、会話時間などのデータをもとに、利用者に合ったゲームの提供
畜産
牛や馬などの行動を解析し、品種改良を目的とした活発な個体同士を交配

知財情報

主な知財ホルダー:パナソニック株式会社

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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知財ハンター

Konel
/ Konel inc.

Konelはデザインとテクノロジーを融合させてフィールドを定めず制作を行う多国籍クリエイティブカンパニーです。