No. 056 無意識スポット・レコメンド

行先案内技術

この知財は、利用者の現在位置・移動速度・方向などの情報に基づいて、「今」必要なスポットを提案してくれる技術。行き先や特定のワードに応じたおすすめ情報を提示することができるため、旅行や出張先での効率的な観光や回遊にも役立つ。ユーザーの移動手段や進行方向を考慮し、通過したポイントや停車しない駅周辺の情報を非表示にするなど、利便性の高いマッチングが可能なため、スマホやカーナビと連動したアプリなどでの活用が期待されている。

なにがすごいのか?

  • 移動方向、速度、時間に合わせて、必要なレコメンド結果のみを表示
  • 車や電車など、移動手段に応じてコンテンツの表示範囲を変更可能
  • コンテンツを発信するサーバの負荷を減らすことができ、必要な情報を素早く表示できる

なぜ生まれたのか?

情報に溢れた現代において、自分にとって必要な情報を適切に検索し探し当てるのは一苦労だ。また、車や電車での移動中に小さい画面に大量の情報が表示されても読みづらかったり、そもそも不要な情報であることが多かったため、現在位置や行き先、速度情報などと連動して、「今」必要なスポットだけを厳選して提案するためにこの技術が開発された。

妄想プロジェクト

自動迎車タクシー

気になる場所や行ってみたいお店をGoogle Mapのお気に入りに登録するなど、「ピン」をつける習慣のある人が増えてきている。同時に、一度ピンしたけれどもその場所に行くことを忘れ去られてしまったことも多い。

また日常生活だけでなく出張や旅行時などにも活用できる。過去にピンをした場所やお店に現在地が近づいた時に「お迎えに行きましょうか?」と、「行先案内技術」と連動したタクシーアプリが提案してくれたらどうだろう。目的地を過去の自分の興味や思い出の場所と重ねてみると、人生の行き先はきっと豊かになるはずだ。

なぜできるのか?

現在地に基づいた的確なキュレーション

利用者の端末位置情報、移動方向や速度に基づいて、現在位置を中心とした位置関連コンテンツの選択と先読みを行う。

移動手段によってコンテンツの表示領域を調整

新幹線に乗車中は停車駅のみに限定したコンテンツを表示する、また既に通過した駅の情報は表示しないなど、検出された現在位置に基づいて進行方向前方を含む領域を定義し、表示領域をリアルタイムに調整することができる。

適切なタイミングでコンテンツデータを表示

検出された現在位置に基づいて定義した領域にあるコンテンツリストからコンテンツを取得することで、コンテンツデータの取得先であるサーバにおいて、位置に基づいたコンテンツ検索を行う必要がなくなる。それにより、サーバの負荷を少なくし、適切なタイミングでのコンテンツ表示ができる。

相性のいい分野

交通
タクシー側から利用者の需要を察知して迎えに行くという、新たな関係性の構築
エンターテインメント
遊園地やテーマパークなどで、現在地や移動速度と連動した体験型ゲームを演出
コミュニケーション
同じスポットに関心を寄せている人同士を結びつけ、新たな出会いや交流を創出
教育
興味関心に応じた歴史的建造物などに行く機会を提案し、より深い学びを演出
マーケティング
過去に滞在した場所の情報から類似性の高い場所を提案し、潜在需要を喚起

知財情報

主な知財ホルダー:パナソニック株式会社

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。

知財ハンター

Konel
Konel
/ Konel inc.

Konelはデザインとテクノロジーを融合させてフィールドを定めず制作を行う多国籍クリエイティブカンパニーです。