No. 150 何気ない会話の発生を促し全体を活性化させる、立ち話感覚ワークスペース

NeWork

「NeWork(ニュワーク)」は、リモートワーカー同士の何気ない雑談の発生を促すことでチーム全体の連携や解決方策の創発を目指す、“立ち話感覚”オンラインワークスペース。大部屋の中に出現する小部屋「バブル」を選んで入室すると、同じバブル内の人との会話が始まる。各バブルの議題は俯瞰できるため、利用者は発生・消滅を繰り返すバブル間を自由に移動することで自分が話したい相手・会話したい内容を随時選り好みできる。ウェブ会議を主な用途として設計された従来のオンラインワークスペースでは会話が一律で静的なものになりがちだったが、NeWorkでは利用者が主体となってコミュニケーションを変化させられるため、実際のオフィスでふと交わされるようなバラエティに富んだ雑談が動的に発生しやすい特徴がある。今後、ニューノーマルな働き方を後押しする強力なコミュニケーションツールとして利用が広がると期待される。

なぜできるのか?

話題に対応して発生する小部屋「バブル」

大部屋のワークスペースの中に、種々の話題がラベル付けされた「バブル」という小部屋が複数作られる。利用者は関心の高い「バブル」をクリックで選んでバブル内のメンバーに接続し、会話を始められる。

メンバーのステータスが判る「アイコン」

参加者のステータスは3種類のアイコンによって示される:「オープン」(自分と相手の声がお互いに聞こえる状態)・「ワーク」(自分の声のみミュートされた状態)・「ゾーン」(自分と相手の声がともにミュートされた状態)。たとえば、作業に集中したいときは「ゾーン」に切り替えることで、メリハリのある仕事の進め方が可能になる。

目的に応じた「機能拡張」

もちろん他のオンラインワークスペースと同様に、ビデオ通話や画面共有の機能もあるため、何気ない雑談から本格的な会議まで目的に応じた使い方を選べる。場合によっては他のツールと連携させて機能拡張することも提案されており、たとえば、文字起こし・翻訳といった作業を支援する議事録作成AI「COTOHA® Meeting Assist」との連携などが挙げられる。

相性のいい分野

メンタルヘルス
リモートワークの普及に伴い問題化しつつある孤独な労働環境の解消、リモートワーカーのうつ病発症リスク軽減
ライフスタイル
離れて暮らすことで疎遠になった友達、家族、親戚と繋がり合うための、オンライン懇親会
研究開発
会話内容が類似した複数の小さなバブルが大きなバブルに含まれる(クラスタリングされる)ことで、同じ研究目的を持ったアカデミア・企業の研究者が繋がり合い、新しいアイデアの共創が促進する「巨大バブル型・研究サロン」

知財情報

主な知財ホルダー:NTTコミュニケーションズ株式会社

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。

知財ハンター

小髙 充弘 Mitsuhiro Odaka
Media Artist / Konel Inc.

1991年生、神戸出身。学士(医学,理学)。広義の「感染」に関するメディアアート制作を行う。病原体、行動、モラル等が、複雑に跨ぎ合うつながり構造の上を拡散・極性化する現象に関心がある。その関心の下で、データによる予測可能性を超えた逸脱的な意味付けの内部に人間が人間たる規定要因を探したり、疎外された逸脱主体と他との交流の回復がありうるのか探ったりしている。