Maps SDK for Unity
Maps SDK for Unityは、Unityで世界中の地図・位置情報データを利用できるSDK(software development kit;ソフトウェア開発キット)。 従来のマッピングシステムよりも高度なデザイン性・カスタマイズ性を享受しながら、手軽に三次元バーチャル世界をカスタマイズできる。将来的には、Maps SDK for Unityを基に開発された地図情報ベースの各種サービスの誕生が期待される。
なにがすごいのか?
- 簡単な操作で現実世界の地図情報を基に街を自動生成
- OpenStreetMapを基盤とするため著作権フリー
- 道路や建物の外観を自由自在に変えられ、オリジナルの街をfbx形式で出力可能
なぜ生まれたのか?
人流・交通・気象・災害といったデータを見える化することは、あらゆる産業分野で重要になりつつある。そういった様々なサービスにおいて各種データをマッピングするための基盤的役割を担うのは、地図情報データである。しかし、従来の地図開発プラットフォームは、デザイン性やカスタマイズ性が十分でなく、独自の地図情報サービスを構築しようとする開発者の利用用途には柔軟に対応できなかった。
これを受けてMapbox社は、デザイン性とカスタマイズ性の問題を克服し、加えて、リアルタイムに変動する各種データとレイヤーとを柔軟に組み合わせた地図情報サービスを簡単に構築できるような手段を提供すべく、Maps SDK for Unityを開発した。
参考:Mapboxの提供するサービス(SDKを含む)。各種データの動的な見える化、AR/VRアプリ開発などにはもってこいだ。