No. 186 音をかき消す「食べられるメモ帳」

紙姫(ウエハーペーパー)

「紙姫」は、開くだけで約97dBの音が発生し、身近な音をかき消すことのできるメモ帳。会議中や授業中など、「お腹が鳴りそうだけど、鳴ったら恥ずかしい」といった状況での利用を想定している。また、メモ用紙自体も食べることが可能で、空腹時の一助にもなる。「腹鳴り」を気にするツイートから考案され、商品化を目指して開発が進められている。

 

なぜできるのか?

食べられる紙「ウエハーペーパー」を使用

メモ帳は片面ダンボールと食べられる紙「ウエハーペーパー」を材料にしているため、実際に食べることができる。付属のペンはコーヒー味で、こちらで “味付け”することも可能。

つぶやきをお題にした「大喜利」から誕生

ツイッターのつぶやきを “お題” に、印刷の廃材を再利用したプロダクトを考える「大喜利印刷」から誕生。印刷会社は製造会社ではなく、アイディアを生み、形をつくりだす集団」との思いから東西南北の印刷のプロが集まり、世の中の「欲しい」を形にしている。

相性のいい分野

ライフスタイル
会議中や授業中の「腹鳴り音」など、聞かれたくない生活音をかき消す音を発生
防犯
外出時に携帯し、身の危険を感じた際に紙を破いて大きな音を出すことで周囲に通知
SDGs
結婚式やイベント時の「ペーパーアイテム」をウエハーペーパーにすることでごみの廃棄量を抑制

知財情報

主な知財ホルダー:アインズ株式会社

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。

知財ハンター

出村 光世 Mitsuyo Demura
Producer / Konel Inc.

1985年石川県金沢市生まれ。早稲田大学理工学部経営システム工学科卒。アート/プロダクト/マーケティングなど領域に縛られずにさまざまなプロジェクトを推進。プロトタイピングに特化した「日本橋地下実験場」を拠点に制作活動を行い、国内外のエキシビションにて作品を発表している。自然現象とバイオテクノロジーに高い関心がある。


知財ライティング: 荒井 亮