HAPTICS OF WONDER 12触αGEL見本帖
「HAPTICS OF WONDER 12触αGEL見本帖」は、人間のからだ全体で感じる感覚「触覚(HAPTICS)」に着目して構成された、マテリアルの体感キットである。本キットでは、株式会社タイカの開発するαGEL(シリコーンゲル)が備えもつ「やわらかさ」の魅力に注目し、人の感性に訴える12“触”のゲルについて、特徴と特性を織り交ぜて紹介。これまで機能面に着目されることの多かったαGELを、身近なプロダクトになぞらえたキャッチーなネーミングとアニメーションを用いて表現することで、素材としての活用をよりオープンにする試みとなっている。デザイナーやクリエイターなどの発想をサポートし、様々なプロダクトやサービスに「感性」が落とし込まれる豊かな未来の実現に貢献することが期待されている。
なにがすごいのか?
- 感触をイラスト、ネーミング、硬度、反発性、サンプルの触り心地から指標化した新しい試み
- 触覚研究で特に再現が難しい「やわらかさ」を多岐にわたりαGELで表現
- 感性に訴えるキャッチーなネーミングとアニメーション
なぜ生まれたのか?
衝撃吸収性や防振性など、その優れた機能性から電子機器やスポーツ用品をはじめとする実用品に多く採用されてきたαGELであるが、ユーザーからは、「触り心地が良い」「気持ち良い」のような触れた時の感覚に基づくフィードバックが多数集まった。そこで、素材としての機能性という軸だけではなく、感性に焦点を当てた活用を推進できないかと着想。よりオープンに感性価値を追求するべく、デザイナーやクリエイターとの共創を模索する「HAPTICS OF WONDER 12触αGEL見本帖」の開発に至った。