No. 300 授業を円滑にするハイブリッド黒板アプリ

Kocri(コクリ)

「kocri(コクリ)」とは、教材を黒板にプロジェクターで投影することで円滑な授業を支援する、従来の黒板と電子黒板の長所を兼ね備えたハイブリッド黒板アプリ。教師が板書したい文章や数式、図形、グラフ、穴埋め問題、地図などのデジタルファイルを、スマートフォン等で操作することでプロジェクターを通し黒板に映し出すことができる。黒板とチョークのアナログなメリットをそのまま活かすことができ、一方で高価な電子黒板と比べ実装のハードルも低いため、教育現場における授業のデジタル化・効率化に期待ができる。

なぜできるのか?

授業スタイルを維持したままのデジタル化

kocriでは文字や画像を白黒反転で表示することができるため、チョークの板書と組み合わせて使うことが可能。これにより従来の教師の授業のスタイルを大きく変える必要がなく、かつ教材の保存・転用・振り返りが簡易なため授業の効率化、教師の労働負担の軽減につながる。

立体的な授業展開

タブレット上で描くとすぐさま投影面に反映されるペン機能を搭載しており、教師は自由に教室内を移動しながらの授業が可能となる。また、スピーディな画面転換やモーションを利用した多角的なアプローチによる教育は、生徒の興味関心を引きつけ学習意欲の向上につながる。

教師の実用的なユーザビリティを重視

黒板に方眼紙を表示させる「ガイド機能」や、生徒のノートを撮影して黒板に投影させる「どこでも書画カメラ」、利用シーンの多い「タイマー」の搭載など、教師へのヒアリングを元に設計された実用的なUXを搭載。

相性のいい分野

教育・人材
教材をデータ化し教師間で共有・データベース化することで授業内容のアップデートを促進
AI
人工知能による高効率化したデジタル授業を教師が生徒の個性に合わせてチューニング
アート・エンターテインメント
チェスや将棋など、マスを利用した昔ながらのボードゲームに加えるデジタル演出
コミュニケーション
会議内容を可視化・効率化するシステムとして導入

知財情報

主な知財ホルダー:面白法人カヤック/株式会社サカワ

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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知財ハンター

丑田 美奈子 Minako Ushida
Writer / Konel Inc.

1982年神奈川県相模原市生まれ。ライター・プロデューサー・バックオフィサーの顔を持ち、活字と音楽をこよなく愛する。別名・最もテクノロジーから遠い超文系知財ハンター。彼女の琴線に触れる知財とはすなわち万人に届きやすい知財であることを意味する。未来を作る教育関連の知財や食関連など、実用性が高く生活に密着する知財を日々探している。


知財ライティング: 清水菜月