KAJIF(カジフ)

KAJIF(カジフ)は、北陸地方を中心に、合成繊維の新しい価値と可能性について研究・開発をおこなうプロジェクト。糸の開発から織り・編み、染色、加工の選定までをすべて企画・設計し、“軽いのに暖かい”、“強いのに滑らか”といった特徴を持つ布製品の製造をおこなっている。従来、合成繊維はメンテナンス性や耐久性の高さなどから、スポーツやアウトドアなど特に機能性を求められる分野をメインに開発・製造されてきた。一方、KAJIFは強いハリとコシを持たせた生地や、カットしてもほつれない特殊な生地など、利用シーンを限定しない繊維の開発をおこなっており、合成繊維の新たな活用の可能性を提示している。