No.1156

2026.07.14

東レ先端技術「NANODESIGN®」を採用した最強の撥水傘

SAKASANANO(サカサナノ)

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概要

「SAKASANANO(サカサナノ)」とは、東レ株式会社の先端技術「NANODESIGN®」を採用し、創業40周年を迎える傘ブランドWaterfront(ウォーターフロント)によって開発された最強の撥水傘。近年、撥水加工に広く使用されてきた特定PFAS(PFOA、PFOS、PFHxS等)は、環境や人体への影響が懸念され、世界的に規制が進んでいる。環境負荷軽減への取り組みが求められる中、従来のような高い撥水性能の実現は難しくなり、繊維業界全体が課題に直面している。同社の傘は、東レの「NANODESIGN®(ナノデザイン)」技術を傘に応用した業界初の製品として、撥水剤のみに頼らず高い撥水性を実現。さらに、生地の張り替えが可能な構造を備えることで、長く使い続けられる“育てる傘”という新しい価値を提案する。価格は14,300円(税込)で、2026年5月14日(木)17:00~先行予約受付を開始、商品発送は2026年6月末を予定している。

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なぜできるのか?

東レの「NANODESIGN®︎(ナノデザイン)」を採⽤した最強の撥水傘

国内法規制に適合した、特定PFAS(PFOA、PFOS、PFHxS等)不使用の撥水剤を採用しているが、最高水準の撥水性能を誇る。傘には、東レの新しい特許技術「NANODESIGN®︎(ナノデザイン)」を採⽤。撥水機能とは水を弾くちからであり、傘にとって最も重要な機能。撥水力が強ければ傘に水滴が残らず、傘をさした後の水滴を切る行為や、持ち運び時に濡れる不快さから解放される。東レのナノデザインは、繊維の太さや断⾯の形をナノレベルで⾃在にコントロールできる⾰新的な技術。⽷の表⾯形状や太さを組み合わせることで、⽷表⾯に微細な凹凸を作り、その独⾃構造により撥⽔性を⾼めることができる。これにより「撥⽔剤」のみに頼ることなく、⽔滴がコロコロと滑り落ちる最⾼⽔準の撥⽔性を実現している。第三者検査機関で検査したところ、初期撥水は最高等級の5級、水滴の接触角は通常150°で超撥水といわれるところ、それを上回る158°、水滴のすべりやすさを測る試験ではわずか9°の傾斜で水滴が動き出し、いずれも高い性能を証明し、最高の撥水体験を裏付けている。

逆向きに可動する特殊な2層構造を採用

撥⽔性の⾼い⽣地でも、使⽤を重ねると汚れや⼿の油分が付着し、撥⽔性能は徐々に低下する。その結果買い替えられてしまうケースが少なくない。こうした課題に対し、撥⽔⾯に⼿が触れにくい逆さ構造を採⽤している。この逆向きに可動する特殊な2層構造により、通常の傘とは違い、撥水面が内側に来るため撥水面に手の皮脂がつかず、高い撥水性能を長く持続することが可能となる。また、傘を閉じた際に濡れた⾯が内側になるため、⼿や⾐服を濡らさず、⾞の乗り降りや電⾞内での使⽤時にも快適に使⽤できる。ユーザ⾃⾝だけでなく、周りの⼈も濡らさない配慮にもつながり、さらに⾃⽴構造により傘⽴てが不要といった、逆さ傘の従来の機能性も備えている。

傘を育てる楽しみを実現

日本では年間約8,000万本の傘が廃棄されており、その多くがリサイクルされずに処分されている。また、傘は扱いに困ることから、放置や置き忘れといった形で手放されてしまうケースも少なくない。この傘は生地のみの交換が可能。長年の使用により低下する撥水性能も、生地の張り替えを可能にすることで、機能を維持し、こうした環境負荷の軽減に貢献する。張り替えは、縫製などが不要で誰でも簡単に自宅で行うことができる。張り替えにかかる時間はわずか10分と短時間で完了できる。今後は生地だけの販売も予定しており、傘を捨てて買い替えるのではなく、張り替えて育てる楽しみを実現している。

プロダクトデザイナー角田陽太氏によるデザイン

プロダクトデザイナー角田陽太氏により、道具としての合理性と無駄を削ぎ落としたデザインへと再構築された。男女問わず美しく馴染むユニセックスな佇まいで、細部に至るまで徹底した設計が施されている。機能性と調和した、洗練されたデザインに仕上げ、傘を閉じた姿まで設計された、美しい一本となっている。角田氏は、仙台生まれ、2003年に渡英し、安積伸&朋子やロス・ラブグローブの事務所で経験を積んだデザイナー/クリエイティブディレクター。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)デザインプロダクツ学科を修了後、無印良品のプロダクトデザイナーを経て、2011年に角田陽太デザイン事務所を設立。国内外で活動し、HUBLOT DESIGN PRIZEファイナリスト(日本人初)に選出。グッドデザイン賞、iFデザインアワードなどを受賞している。

新たな撥水傘に挑戦したウォーターフロントが開発

日本の降水日数は長期的に減少傾向にある一方、地球温暖化の影響により大気中の水蒸気量が増加し、降水日数は減るが、降る時には激しい雨になるという短時間での豪雨の頻度は高まっている。こうした気候変動の中で、過酷な雨の日でも快適に使用できる高品質な雨傘は、現代のプレミアムなニーズに応える存在となっている。一方で、環境配慮の観点から撥水加工の見直しが進む中、従来のような高い撥水性能の実現は難しく、傘業界として、今後対策の検討が必要な領域だった。こうした背景を受け、ウォーターフロントはこの課題に真正面から向き合い、新たな撥水傘のあり方への挑戦をスタートした。傘ブランドWaterfrontは1986年に創業し、累計販売本数2億本を超えている。現在まで常に独自の高い機能を追求し、手頃な価格で多様なニーズに応えてきた。中でも持ち運びのしやすさに特化した薄型傘「ポケフラット」は累計販売本数2,400万本を超える代表商品となっている。2022年最高水準の日傘「COKAGE+」、また2023年には、機能性とデザイン性を兼ね備えたレディースブランド「umbulatio(アンブラティオ)」を発表。2025年に株式会社ウォーターフロントへ社名を変更、株式会社TSIホールディングスのグループ会社となり、Waterfrontのさらなるブランド価値向上を目指している。

相性のいい産業分野

医療・福祉

医療現場や災害時のテントとしての活用

スポーツ

より撥水性のあるシューズやユニフォームの開発

製造業・メーカー

特定PFAS規制をクリアした、次世代の環境配慮型ハイエンド・レインウェア/ファッション雑貨

この知財の情報・出典

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top Image : © 株式会社 ウォーターフロント