No.1069
2025.09.03
光と水で歯を磨く、光触媒+ソーラーパネル搭載のミライ歯ブラシ
ソラデー5

概要
「ソラデー5」とは、「TiO₂(酸化チタン)半導体」と「ソーラーパネル」を本体に内蔵し、光と水で歯を磨く歯ブラシ。光と水を利用し、マイナス電子を発生させてブラッシングすることで、歯垢を効果的に除去することができる。「ソラデー」シリーズは世界12か国で特許取得、40年以上の実績があり、累計販売本数1,620万本以上のロングヒットブランドとなっている。
なぜできるのか?
シリーズは️世界12か国での特許を取得
世界12か国(日本、アメリカ、カナダ、フランス、オランダ、ドイツ、イギリス、スイス、スウェーデン、中国、韓国、台湾)で特許を取得。商品開発は、アイデアだけでなく、多くの大学と共同研究を行い、その研究データを商品に落とし込み、確実に効果があるものだけを大切に商品化している。
光と水を利用して歯垢を効果的に除去
本体には「TiO₂(酸化チタン)半導体」と「ソーラーパネル」を内蔵。光触媒(酸化チタン)は、東京ドームの屋根や高速道路のトンネル内の壁等、様々なものに応用されており、歯ブラシに応用する事で歯垢を効果的に除去することができる。仕組みとしては、ホルダー部に内蔵された「ソーラーパネル」に光が当たるとマイナス電子が発生。さらにブラシ部分の根元に内蔵された「TiO₂半導体」が水に濡れた状態で光が当たるとさらなるマイナス電子が発生する。これら2つのマイナス電子と共にブラッシングするため、非常に歯垢除去力が高くなる。ブラッシングにマイナス電子のチカラを応用することで、オーラルケアを一歩進んだものにしてくれる。
災害時にも利用可能
水だけで磨けるため、災害時にも少量の水で歯磨きができる。防災において有益な活用が可能で安全性、機能性、利便性に寄与する商品として防災推奨品として認められている。
こだわりのブラシ
最初についてるブラシはハニカムポイント毛。断面が六角形のブラシに銀イオンと備長炭を練りこみ、ブラシそのものに「抗菌性」を持たせ、保管時に菌の繁殖を抑える。薄型&3度傾斜ヘッドでより奥までスムーズに届く。さらに毛先の形状にもこだわり「先端部の凸型カット」で奥歯の溝や歯と歯の間など細部までしっかり届く形状はより清掃効果を高めている。
ブラシ交換のみで長く愛用が可能
ステンレスとAS樹脂とABS樹脂を一体成型しており、破損しにくく、TiO₂(酸化チタン)半導体とソーラーパネルの効果は長く続くので、本体はずっと長く使うことができる。月に一度のブラシ交換のみで、ずっとこのツルツル感を体感できる。ソラデーの替ブラシは全部で10種類と様々なタイプが用意されている。リーズナブルでコスパに優れており、継続して安心して使用することができる。ソラデー替ブラシは、歯ブラシとして日本で初めてエコマーク認定製品となっている。
各試験を実施し、効果を追求
細菌除菌試験では、一般歯ブラシとソラデーを細菌の培養液に3分間浸したあと、寒天培地で48時間培養した。メーカー従来品では細菌の繁殖がみられたが、ソラデーは細菌を除菌することが確認されている。さらに、「細菌の付着テスト」を実施。「メーカー従来品」と「ソラデー」を50ストロークブラッシングし、細菌を含んだ培地で人体と同じ37℃で12時間培養。メーカー従来品はびっしりと細菌が付着したが、ソラデーは全く細菌が付着していなかった。また、4週間使用での歯垢付着量を測定。歯垢付着量がメーカー従来品では、4週間後はほぼ横ばいだったが、ソラデーでは4週間後42.7%減少した。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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Top Image : © 株式会社 シケン