Konelとソニー・ミュージックジャパンインターナショナルが、3月18日「世界睡眠の日」に、入眠プレイリストプロジェクト《sasayaki lullaby》をローンチした。耳馴染みのある楽曲をささやき声でリアレンジすることで、覚醒と睡眠のはざまにゆったりと味わえる楽曲を目指しているとのこと。

以前より日本人の平均睡眠時間が短いことが課題視されており、近年では、在宅時間の長時間化により生活リズムに加えて睡眠リズムも、新型コロナウイルス感染拡大に伴い変化している現象が現れている。

また、健康的な睡眠の重要性に目を向けるために、世界睡眠協会（World Sleep Society）によって『世界睡眠の日（ワールド・スリープ・デー）』が毎年春分の1週間前の金曜日に制定されるなど、良質な睡眠が世界的に重要視されている。

一方で、日本人が満足感ある睡眠を得られたと実感するのは「目覚めが良いこと」「前日の疲れが取れていると実感すること」など、睡眠時間よりも睡眠の質を重視する傾向がみられる。

こういった背景から、欲望を形にするクリエイティブ集団「Konel」は、耳馴染みのある楽曲をささやき声で聴取することで子守唄同様の効果を得て、また楽曲の素晴らしさを再確認しながら、まどろみの中でより質の良い眠りを実践することができるのではないかと考え、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルと協働で、名曲をささやき声でリアレンジした入眠プレイリスト《sasayaki lullaby》プロジェクトを企画・発足したとのこと。

ソニー・ミュージックのワン・ダイレクションやザ・チェインスモーカーズなどのヒット曲を、ささやき声でおやすみ前専用の入眠曲として新たにリメイクし、第1弾はワン・ダイレクションのヒット曲「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」のカバー音源をリリース。以降、5週連続で5つの名曲リメイクを配信。ソニーミュージック-洋楽Official YouTube Channelでも、いつでも入眠することができるプレイリストとして、心地よい眠りに誘うミュージックビデオとともに公開する。

新しい時代の、新しいみんなの子守唄として、覚醒と睡眠のはざまにゆったりと味わえる楽曲を目指していくとのことだ。

また、同プロジェクトでは、ささやき声の楽曲を通して感性的な眠りのデザインを探究していくとのこと。特設サイトから、プロジェクトに共感し、科学的な試行錯誤に協力する共創パートナーを募集している。

Konelとソニーミュージックの新たな、スリープテックに挑む取り組みに期待したい。

sasayaki lullaby 特設サイト

ニュース原文はこちら

Konel inc. 公式サイト

Top Image : © Konel inc.