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2023.10.30

知財ニュース

メルカリ、生成AI・LLMを活用した「メルカリAIアシスト」を提供開始─売れる商品情報を自動提案

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株式会社メルカリは、生成AI・大規模言語モデル(LLM)を活用したAIアシスタント機能「メルカリAIアシスト」の提供を10月17日、開始した。同社はこれまでも生成AI・LLMを活用してきたが、ユーザーに見える形でメルカリアプリに実装するのは今回が初となる。

「メルカリAIアシスト」は、出品・購入・その他困りごとの解決など、「メルカリ」を利用する際のあらゆる場面において、AIがユーザーの最適な行動を促すもの。

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第一弾の機能として、「出品商品の改善提案機能」が導入された。システムでは、出品済みの商品情報をAIが分析し、商品がより売れやすくなるよう出品者に改善提案を行う。

具体的には、一定期間売れ残っている出品商品に対して、AIがメルカリの過去の情報を元に商品情報の改善を提案する。商品サイズや購入時価格など、追記すべき内容を提案するだけでなく、おすすめの商品名等を自動生成するという。

なお、開始当初はキャラクターグッズ、ポケモンカード、邦楽やK-POPのCD、参考書・小説などが対象とされるが、範囲は順次拡大される予定。

生成AI・LLM専任チームの責任者を務める株式会社メルカリ 執行役員 VP of Generative AI/LLM 石川 佑樹氏は新機能について、「お客さま一人ひとりのためのCopilot(副操縦士)となって、 『簡単に出品できて売れる』『欲しいものが見つかる』といったメルカリの重要な体験に貢献できると確信している」と語り、今後も、購入や出品をサポートする機能など、生成AI・LLMを活用した機能を拡充していくとしている。

プレスリリースはこちら

Top Image : © 株式会社 メルカリ

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