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2023.12.06
知財ニュース
電気不要、人の重さで開閉する自動ドア、水野アルミが開発─有形文化財建造物に設置
水野アルミは、電気を使わずに開閉する自動ドア「Newton(ニュートン)」を開発した。Newtonはテコの原理により非接触で開閉し、人の重さを利用するため電気代がかからず、安全性も高いという。公開に伴い、静岡県島田市の茶畑と、有形文化財指定寺である静居寺裏山に設置し、その様子を公開した。
静岡県島田市「静居寺」裏山に設置し撮影
「Newton」はテコの原理を活用し、非接触で人の体重により開閉する。これにより、挟まれや引き込みを防ぐ安全性が高まり、電力消費が無いため、電気代ゼロ。さらにモーターやセンサー、コントローラーなどを使用しないため、電気系消耗部品も無いとのこと。
静岡県島田市大井川流域付近の茶畑に設置し撮影
「Newton」は電力消費が無いため、CO2の排出が無く、ゼロカーボンシティの実現に貢献する環境に優しい点が特徴だ。住居への設置も可能。
今回併せて制作したwebサイトで「Newton」の動画を公開しており、この動画は、静岡県島田市の茶処、及び有形文化財・建造物として指定されている静居寺裏山の二か所にドアを設置し撮影された。
■株式会社水野アルミ「電気を使わない自動ドア Newton」スペシャルwebサイト
ニュートンの特徴は以下の通り。
環境への貢献:
- 電力消費がないため二酸化炭素の排出が無い。
- 持続可能な商品で、モーター、センサー、コントローラーなどを使用しない。経済面への貢献:
- 電気代が発生しない。
- ランニングコストやメンテナンス費用の削減が可能。
- 故障が少ないため保守契約料が安価。社会面への貢献:
- 人の体重が動力なので停電時も開閉が可能。
- テコの原理とソフトクローザーにより挟まれ事故を防ぐ。
- 電気や半導体を使用しないため、世界情勢に影響されずに安定した生産体制が可能。
- 非接触で開閉するので感染症対策になる。
1969年創業の水野アルミは、サッシ製造のほか、業界初の自動ドアオンライン発注システムの開発など、業界初の取り組みを行ってきた。
同社は公益財団法人静岡県産業振興財団による令和5年度SDGs貢献企業支援事業補助金の交付を受け、環境配慮社会に不可欠な『電気を使わない自動ドア』の普及と認知活動ができる運びとなっている。今後もSDGsの実現を目指し事業を行っていくとのこと。
※本記事はGenerative AIを一部活用して制作しています。
Top Image : ©︎ 株式会社 水野アルミ