News

2025.04.01

知財ニュース

オーストラリア、チタン製人工心臓を取り付けた患者が世界初、100日間生存

bivacor 01

オーストラリアで心臓移植を待つ男性に人工心臓を取り付け、100日間生存したことが報告された。人工心臓の移植手術を行なったst. vincent’s hospitalによると、患者は2月初旬に退院、3月初旬にドナーからの心臓移植が成功し、現在は順調に回復しているとのことだ。

bivacor 01

男性が取り付けた人工心臓は、BIVACOR社のチタン製人工心臓「BIVACOR Total Artificial Heart(TAH)」。BIVACOR社の人工心臓は、電気機械式回転式血液ポンプで、磁気浮上技術を使用し、単一の可動部品を備えた独自のポンプ設計を特徴としている。

同社は、この人工心臓は心臓移植の待機の間、サポートを必要とするための治療オプションだとしている。

人工心臓を移植して100日という期間はこの患者が初めてなのだという。また、この人工心臓を取り付けた状態で退院した人としても世界初とのことだ。

bivacor 02

ニュースリリースはこちら

「BIVACOR Total Artificial Heart(TAH)」についてはこちら

プレスリリースはこちら

Top Image : © BIVACOR

広告