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2021.11.29
知財ニュース
LEXUS、光がゆらぐ空間展示「hex flat crystallized」を開催─最新の光制御技術で光の表現を追求
トヨタの「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」(以下、INTERSECT)が11月11日より、光がゆらぐ幻想的な空間展示「hex flat crystallized (ヘクスフラットクリスタライズド)」を開始した。
INTERSECTとは、トヨタの高級自動車ブランド「LEXUS」が考えるライフスタイルを発信し体験の機会を提供する、ブランド活動の発信拠点。東京・南青山に拠点を構えており、本展示も同拠点で開催している。
本展示は、日東電工が開発した光制御技術「RAYCREA(レイクレア)」を活用し、光による新たな表現の可能性を空間全体で提示する。表現の軸となるRAYCREAは、アクリル板やガラスなどを照明に変えることができる技術。RAYCREAの透明なフィルムをアクリル板などに貼付け、板の端部にLED光源を設置すると、フィルムの貼付面が照明に変わる。フィルムがLEDの光の向きを制御できるため、明暗や色合いなどの表現が可能になる。
展示は、INTERSECTスペースの1Fガレージとウインドウを使用。ガレージには、RAYCREAのフィルムを貼りつけた12枚の透明のアクリル板を用い、変形的な六角形を設置。音楽と合わせてLEDを点灯させ、幻想的な空間を作り出している。ウインドウには、複数のアクリル板を色を纏いながら重なり合わせ、見る角度などで多様な色を生み出す様子を表現している。
また本展示の監修は、国内外の建築家・アーティストと組み、さまざまな展示や空間演出などを手がけてきたアート・テクニカルディレクター遠藤豊氏が担っている。
LEXUSは、カーボンニュートラル社会の実現や新しいライフスタイルに寄り添うクルマづくりを目指し、電動化と最新技術を活用した取組みを行っている。LEXUSは、最先端の光制御技術であるRAYCREAのLED光源を使った新しい展示が、これまでにない光の表現を追求するコンセプトに共鳴。本展示の実現に至ったという。本展示は、2022年1月24日まで開催を予定している。
INTERSECT BY LEXUS – TOKYOの外観
▼「hex flat crystallized」の実施概要
会期: 2021 年11月11日(木)~2022年1月24日(月)予定
会場: INTERSECT BY LEXUS ‒ TOKYO 1F GARAGE
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■アートディレクター/テクニカルディレクター・遠藤 豊氏
舞台芸術から派生し、音楽、映像、デザイン、テクノロジーほか領域を問わず関係性を構築する。2005年有限会社ルフトツークを東京に、2012年LUFTZUG EUROPE、2019年Lugtjeをアムステルダムに設立。暖味なメディアの媒介として役割を確立しようと活動を広める。人と感覚の交流、感覚の遍在化を目指し国内外で積極的に活動。2020年nanzo inc.設立、共同代表として「などや」プロジェクトを開始する。
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Top Image : © LEXUS PR事務局