米Googleは現地時間2023年10月12日、AIを活用した新たな検索機能「Search Generative Experience（SGE）」に、新たにテキストから画像生成する機能を追加したことを発表した。

「Search Generative Experience」は、生成AIをGoogle検索に導入した新しい検索体験。AIによる生成結果をGoogle検索エンジンのクエリ応答に統合した検索機能とインターフェース機能のセットで、SGEを利用すると、従来はできなかった長文の検索が可能になるほか、検索意図を考慮したおすすめ動画も表示できる。

本機能では、検索バーにプロンプト（命令文）を入力することで、複数の画像を生成できるほか、複数の画像から一枚を選択して説明文を編集することで、さらに画像を修正することも可能。生成した画像は、ダウンロードできるほか、Googleドライブにアップロードできる。

また、同社では、画像生成機能に加え、クリエイターの「アイデア出し」をサポートする下書き機能を追加。同社のリリースでは、ガレージの改装の見積書を業者に依頼する下書きが例に挙げられており、下書きの文章を長くしたり、カジュアルなトーンに変えたりといったこともできるという。

なお、有害なコンテンツや誤解を招くコンテンツなど、同社のポリシーに反する画像は生成できず、生成した画像にはAI生成画像であることを示すメタデータと透かしが付加される。

画像生成機能と下書き機能は、米国で英語版のみを段階的に提供。対象となるのは、「Search Generative Experience」 にオプトインしている18歳以上のユーザーとのこと。

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Google、対話型AI「Bard」をアップデート─画像認識、日本語対応やGoogleツールと連携拡大

2023.10.03

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