米ベンチャー企業のCappellaは、世界最大級の先端テクノロジー見本市「CES 2024」に、赤ちゃんの泣き声翻訳アプリ「Cappella」を出品した。

「Cappella」は、赤ちゃんの泣き声から赤ちゃんが不快なのか、お腹が空いているのか、疲れているのか、おむつ替えが必要なのかといったニーズを推測し教えてくれるアプリ。読み解きにはAIによる機械学習が用いられており、人間がニーズを推測する精度が約30%であるのに対し、この技術は約95%もの精度を誇るという。

なお、アプリの解釈が正しくないと思えば、「同意しない」ボタンの押下も可能。睡眠、授乳、おむつ替えを記録できるので、一般的な育児アプリとして使うこともできる。

「Cappella」の価格は月額10ドルで、iOS版アプリはすでにApple Storeで入手可能。Android版も間もなく公開予定で、ウェイティングリストへの登録も可能とのこと。同社では今後、気温の分析や、AIを使って赤ちゃんをあやす機能にも取り組んでいくとしている。

Cappella 公式サイト

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Top Image : © Cappella