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2025.07.22
知財ニュース
世界初、AIが気分をレシピ化するNFTカクテル体験「mo4cocktail」開始―バー体験をNFTに保存

エイウッド合同会社は、東京・四谷三丁目の「Studio BAR Mo4ca」にて、AIが顧客の気分や好み、要望に合わせてオリジナルカクテルを考案し、そのユニークなレシピをNFTとして提供する、世界初(※)の新サービス「mo4cocktail」をスタートした。
(※同社調べ)
同サービスは、テクノロジーとミクソロジーを融合させて、これまでにないパーソナルなバー体験を創出するもの。唯一無二のレシピとその記憶をブロックチェーン上に刻印し、一杯の思い出を永続的な資産にする。
「mo4cocktail」の体験は、バーの酒棚の写真を撮影してX(旧Twitter)に写真と#mo4cocktailのハッシュタグ付きで投稿することから始まる。
Mo4caのXアカウントがそれらの写真を保存し、AIが投稿写真から店にあるお酒を自動で判別し、利用者がバーテンダーに伝えた「癒されたい」「お祝いしたい」といった気分や好みの味わいを基に、味のバランスや独創性を考慮した世界に一つのレシピを瞬時に生成する。
熟練のバーテンダーが、AIによって生成されたそのレシピを忠実に再現し、目の前で特別なカクテルを完成。さらに希望者には、mo4coctailから生成されたカクテルレシピをNFTとして発行する。
カクテル名や説明、レシピ(材料)、作成日、作成方法が刻まれたNFTは、その日の思い出を永続的に記録する「体験証明書」となり、利用者のデジタルウォレットに送られるという。
このNFTを持つことで、後日同じレシピカクテルを注文できるだけでなく、レシピを元に自宅で再現したり、友人へ譲渡したりすることも可能。飲食の体験そのものを資産として所有するという、Web3時代ならではの新しい楽しみ方となる。
サービス開始を記念し、すでに7月1日には申込者限定のリリースパーティーが行われたが、8月1日にはアフターパーティーを開催予定。また、7月中はキャンペーン価格として一杯2,000円で同体験を楽しめるという(1来店につき一杯まで)。
「mo4cocktail」ははWebブラウザ上で動作するサービスとして開発されており、特別な機材を必要とせずスマホやタブレットで動作するため、同社は将来的に、サブスクリプションモデルでの販売代理店を予定しており、多店舗展開も視野に入れている。
Top Image : © エイウッド 合同会社