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2023.12.28
知財ニュース
KIT虎ノ門大学院で、AIを活用した知財実務のセミナーと、知財マネジメント領域のオンライン見学会を2024年1月に開催
KIT虎ノ門大学院(東京都・港区)において、2024年1月20日(土)にJAUIP×KIT共催セミナー『人工知能(AI)を活用した知的財産実務の現状と今後』、1月27日(土) にゼミ見学「知的財産マネジメント領域」&MIPMオンライン説明会が開催される。
1月20日(土)のセミナー『人工知能(AI)を活用した知的財産実務の現状と今後』では、近年の人工知能(AI)技術の急速な発展に伴い、最先端のAIシステム開発に取り組んでいる有識者を招き、新しい時代の知的財産実務の在り方について検討する講演会を開催。本セミナーはJAUIP(知的財産大学院協議会)との共催となっている。
1月27日(土)のイノベーションマネジメント研究科の「知的財産マネジメント領域」&MIPMオンライン説明会では、MIPM(知的財産マネジメント)修士課程の特長や履修モデルなど、ウェブサイトやパンフレットだけでは伝えきれない修学のメリットや魅力を説明する。後半は、加藤浩一郎教授が担当するゼミ「知的財産マネジメント領域」の様子を見学でき、働きながら学ぶ社会人学生の研究内容や学校の雰囲気を知ることができる。
KIT虎ノ門大学院は『教育付加価値日本一』を目指す金沢工業大学のフラッグシップ拠点として、2004年に虎ノ門に開設した1年制の社会人大学院。MBA、知的財産、メディア&エンタメ、ITといった実務スキルをトップマネジメント中心の実務家教員、それに対する少人数制教育により、多くのビジネスパーソンへ高い専門性と実践力を提供し続けている。
2016年4月からはイノベーションマネジメント研究科としてスタートし、経営・マーケティング分野においては日本最高クラスの講義品質を実現。ビジネス系の科目を主として学べばMBA(経営管理)の学位を取得することができ、知的財産系の科目を主として学べばMIPM(知的財産マネジメント)の学位を取得することができる。
JAUIP×KIT共催セミナー『人工知能(AI)を活用した知的財産実務の現状と今後』
■日時
2024年1月20日(土) 14:00~17:00(対面参加 or オンライン参加)
■セミナー概要
近年の人工知能(AI)技術の急速な発展に伴い、そのAIを活用して知的財産に関する実務も大きく変わろうとしています。このような現状に鑑みて、AIの活用がどこまで進んでいるのか、これからどのように知的財産実務が変わっていくかについて、最先端のAIシステム開発に取り組んでいる有識者の方々にご講演いただき、新しい時代の知的財産実務の在り方について検討します。
ゲスト講師には、株式会社AI Samuraiの代表取締役として活躍する白坂一氏、Axelidea株式会社の代表取締役の西田泰士氏、そして、特許庁の情報技術調査官である櫛引明佳氏、AI活用の専門家3名をお招きします。最後には、KIT虎ノ門大学院の加藤浩一郎教授による進行のもと、登壇者全員でのパネルディスカッションを実施して参ります。
本セミナーは、知的財産に関する教育・研究に従事する専門職大学院および大学院修士課程が、関係機関との協調を図ることを目的に設立されたJAUIP(知的財産大学院協議会)との共催で開催します。会場は金沢工業大学の虎ノ門キャンパスです。ご来校が難しい方は、オンライン参加も可能ですので、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
<第一部/14:00~15:00>
1. 開催挨拶 JAUIP会長
2. 知的財産大学院の紹介(五十音順)
・大阪工業大学大学院 知的財産研究科
・金沢工業大学大学院(KIT虎ノ門大学院)イノベーションマネジメント研究科
・国士舘大学大学院 総合知的財産法学研究科
・日本大学大学院 法学研究科 知的財産コース
<第二部/15:05~16:05>
基調講演(各20分)
1.「特許3.0 生成AIを活用した知的財産実務改革」
株式会社AI Samurai 代表取締役/弁理士法人白坂 創業弁理士 白坂一氏
2.「AIを活用した発明創出活動について」
Axelidea株式会社 代表取締役 西田泰士氏
3.「特許庁におけるAIの活用の取り組みについて」
特許庁 総務部総務課 情報技術調査官 櫛引明佳氏
<第三部/16:05~17:00>
パネルディスカッション/白坂氏×西田氏×櫛引氏
モデレーター:KIT虎ノ門大学院 加藤浩一郎教授
■講師
株式会社AI Samurai 代表取締役 弁理士法人白坂 創業弁理士 白坂一氏/Axelidea株式会社 代表取締役 西田泰士氏/特許庁 総務部総務課 情報技術調査官 櫛引明佳氏
■受講条件
・経営トップ、企画担当役員、知財担当役員など企業の戦略立案・実行を担う方
・事業企画担当者、新規事業担当者、AIプロジェクト担当者の方
・コンサルタント、弁護士、弁理士など、ビジネスに知財を活用したい方
■場所:
対面参加(金沢工業大学 虎ノ門キャンパス)/オンライン形式(ビデオ会議システムのZoomを利用)
■定員
100名
■費用
無料
ゼミ見学「知的財産マネジメント領域」&MIPMオンライン説明会
■日時
2024年1月27日(土) 12:30~14:50(オンライン)
■イベント概要
イノベーションマネジメント研究科について、高橋真木子 教授によるオンライン説明会を開催します。MIPM(知的財産マネジメント)修士課程の特長や履修モデルなどをお話しすると共に、皆様のあらゆる疑問にお答えします。
また、当日のグループ相談会には、KIT修了生も参加し、仕事と学業を両立する上での苦労話や、その乗り越え方など、“生の声”をお届けします。後半のゼミ見学では、加藤浩一郎 教授が担当する「知的財産マネジメント領域」の様子を実際にご覧いただけます。
■ゼミ見学の詳細
「知的財産マネジメント領域」では、知的財産系の教員が主となり、MBA系の教員と連携してゼミ指導を行います。イノベーションを推進するための企業経営において、知的財産の戦略的マネジメントはきわめて重要です。本研究においては、事業・経営×研究・開発×知的財産の三位一体の企業活動を実現するための戦略的な知的財産のマネジメントについて研究を行います。研究テーマについては、院生自身の将来のキャリア構築や関心を考慮して決定します。学術的な研究のみならず、現在のお仕事に関連したテーマを設定することもできます。
<過去のゼミ研究テーマ>
・オープン&クローズ戦略の遂行に向けた知財ポートフォリオ設計に関する事例研究
・特許法103条における過失推定規定の意義とその覆滅条件に関する一考察
・ジェネレーティブAIが生成に介在する生成物の著作物性について
・著作権法41条について~「時事の事件の報道」で利用が認められる著作物の解釈論~
・大学知的財産の円滑な移転に向けた汎用性のあるベンチャー支援施策
・R&D人材投資がもたらす企業の財務パフォーマンスへの影響に関する研究
・秘密特許制度と第一国出願義務制度における実務上の留意点
・知的財産に関する指標とその検証~重要特許のKPIを中心として~
・プログラムの著作物における「実装法」の著作権法による保護可能性についての検討
・サービス提供型ビジネスの競争優位性とその源泉を保護する特許戦略に関する一考察
■講師
加藤 浩一郎(KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授、専攻主任、博士(工学)、弁理士)/高橋 真木子(KIT虎ノ門大学院 イノベーションマネジメント研究科 教授、博士(工学))
■受講対象者
・2年以上の企業又は官公庁における実務経験をお持ちの方
・大学院への進学、知財業界へのキャリアチェンジを検討されている方
・弁理士や知的財産管理技能士などの国家資格を目指されている方
■場所:
オンライン形式(ビデオ会議システムのZoomを利用)
■定員
20名
■費用
無料
IoTやAIを活用するSociety5.0ともいわれる新しい時代に入った今、企業経営等において知的財産マネジメントをどのように戦略的に進めていくかはますます重要になってきている。特に、持続的なイノベーションを実現しようとする企業においては、戦略的な知的財産マネジメントはそのキーとなる場合が少なくない。
イノベーションマネジメント研究科では、知的財産に関する充実した法律・実務科目及びそのマネジメントに関する科目を開講し、いち早く新しい時代に対応できる人材を育成すべく実践的な教育を行っている。興味のある方はこの機会に、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。