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2025.05.20

知財ニュース

令和7年度「パテントコンテスト」「デザインパテントコンテスト」開催―応募期間は6月23日〜9月26日

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高校生、高等専門学校生、大学生、専修学校生、大学校生が対象の、自ら考え出した発明またはデザイン(意匠)を応募し、優秀な作品を選考・表彰するパテントコンテスト・デザインパテントコンテストが今年も開催。

入賞の特典として、弁理士の指導のもと、特許庁への出願から特許権または意匠権取得までの手続を実体験できる。

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令和7年度の「パテントコンテスト」及び「デザインパテントコンテスト」の応募期間は、6月23日〜9月26日まで。

文部科学省、特許庁、日本弁理士会及び独立行政法人工業所有権情報・研修館が共催(世界知的所有権機関(WIPO)が後援)している。

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コンテストを通じて、生徒、学生等の知的財産マインドが高まり、また、知的財産権制度への理解が深まることを期待しているという。

受賞作品

令和6年度は、令和7年3月7日に東京ミッドタウン八重洲カンファレンスで表彰式が行われた。

大同大学 パテントコンテスト 特許庁長官賞、弁理士会会長賞。 2024年度のデザインパテントコンテスト(以下デザインパテコン)で特許庁長官賞に輝いた、大同大学情報学部情報デザイン学科3年(応募時)の加藤碧さんが創作した「Washer」。「食品を潰す、掬う、攪拌する3つの役割を担うマッシャー」として考案されたもので、作品名は、潰すのに使う先端の形状がW字になっている特徴を示している。

阿南工業高等専門学校2 デザインパテントコンテスト 特許庁長官賞。 2024年度のパテントコンテストは、阿南工業高等専門学校創造技術工学科機械コース5年(応募当時)の桑原怜光さん(※「桑」は「卉」に「木」)が優秀賞に加えて特許庁長官賞と日本弁理士会会長賞のW受賞という快挙を達成した。桑原さんが開発した「アームチャンピオン」は、腕相撲で利き手の異なる人同士が実際に対戦できる装置。

応募方法、相談方法

応募方法は公式サイトにて後日掲載予定。コンテストに出品する作品についてや、発明・創作の記載方法については、日本弁理士会や特許庁・INPIT、工業所有権情報・研修館でも相談可能。

6月28日~9月21日の期間に限り、日本弁理士会の弁理士に相談することも可能だ。日本弁理士会の公式サイトから、問い合わせ先メールアドレスより送付を受け付けるとのこと。

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Top Image : © パテントコンテスト及びデザインパテントコンテスト実行委員会事務局

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