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2023.03.16

知財ニュース

JALとアクティア、混雑センサーでサウナが満室かをアプリで把握できるサービス「TOKYO SAUNIST」をリリース

混雑状況タブレット

日本航空株式会社とアクティア株式会社は2023年2月20日、サウナ室内の混雑状況をリアルタイムで把握・提供する新サービス「TOKYO SAUNIST」をリリースすると発表した。サービス提供開始は2023年4月頃を予定している。

「TOKYO SAUNIST」は、リアルタイムでサウナ室内の混雑状況やビッグデータを可視化し、サウナ利用者と施設管理者にアプリケーションを提供するクラウド型のサービス。両社が共同開発した「サウナ室リアルタイム人数カウントシステム」を搭載し、サウナ室前に設置した3D-LiDARセンサ(3次元状に照射した光で周辺状況を把握するセンサ)により高精度で人を検知してクラウドにデータを集約する。

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リアルタイムでサウナ室内の利用状況を1人単位で表示する「リアルタイムモニター」と、スマホからサウナ室の混雑状況をリアルタイムでチェックでき、空いている施設の予約や時間帯の調整、位置情報と連動したサウナ利用記録の登録ができる「TOKYO SAUNISTアプリ」、利用人数の確認や日単位・週単位での簡易集計機能、過去のデータ参照などの細かい分析ができる「施設管理者向けダッシュボード」からなる。

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近年問題となっているサウナ室の混雑解消。サウナ室の混雑状況をリアルタイムで可視化できれば、利用者は時間帯や施設を柔軟に選択できるほか、温浴施設側も混雑の平準化や効率的なスタッフ配備に活かすことが可能になる。そこで両社は、本サービスの共同開発に着手した。

本サービスは、2023年4月頃より順次提供開始(ユーザー向けアプリは23年秋提供予定)。2017年頃より空前のサウナブームとなっている日本国内。本サービスが、管理者と利用者双方にとってよりよいサウナ体験のきっかけとなることに期待したい。

ニュースリリースはこちら(日本航空株式会社)

「TOKYO SAUNIST」公式サイト

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Top Image : © 日本航空 株式会社

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