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2024.01.17

知財ニュース

武蔵野美術大、資生堂みらい研究グループと「透明木材」を用いた産学共同プロジェクト成果展を開催

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武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科木工専攻が、資生堂みらい研究グループと産学共同プロジェクトの成果展「Wood x Transparency?」を開催。2024年1月12日(金)〜31日(水)まで東京・渋谷の(PLACE) by methodにて開催している。

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この企画展は武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科クラフトデザインコース木工専攻がリサーチ課題授業「WOOD - New Encyclopedia」の一環として、資生堂みらい研究グループと協業した産学共同プロジェクトの成果展だ。

⽇本の国産⽊材の新たな価値発⾒を⽬的としている課題授業「WOOD - New Encyclopedia」は、毎年⼀つの樹種に焦点をあて、素材の特性を活かした表現を探究している。

今回のプロジェクトでは、資生堂みらい研究グループが開発した、完全天然成分でできた​透明⽊材のマテリアルリサーチを通して、同学生が新素材の新たな価値の探求と木材本来の既存価値の再考を試みている。

この木材は⽣分解性と光学的透明性を合わせ持つ新素材であり、⾃然由来の樹脂や、製造⼯程での環境負荷の低い薬剤を使⽤することで、循環型素材としての透明⽊材を実現している。

この成果展では学生の柔軟な視点から様々な木材の未来の可能性を提示するとしている。

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Top Image : © 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 クラフトデザインコース木工専攻

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