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2022.11.21
知財ニュース
仮想都市「神椿市」のメタバースを建設するWeb3コミュニティ「KAMITSUBAKI DAO」のファンディング支援額が1億円を突破
クリエイティブレーベルKAMITSUBAKI STUDIOが2022年9月16日に発表した、オリジナルの世界観を持った架空の都市「神椿市」を独自のメタバースとして“本当に”建設するWeb3コミュニティ「KAMITSUBAKI DAO」の初回ファンディングが10月30日(日)、1億円の支援額を達成した。10月31日(月)21:00にファンディングを終了し、最終支援総額は1億35,730,000ptに上った。
「KAMITSUBAKI DAO」は、新時代のアーティストマネジメントを行うクリエイティブレーベル・KAMITSUBAKI STUDIOが開発するDAOプロジェクト。KAMITSUBAKI STUDIOは、多種多様な次世代のクリエイター達と共にネットカルチャーの最先端を産み出す、YouTube発のクリエイティブレーベルだ。2019年より「神椿市建設中。」というオリジナルストーリープロジェクト、及びそれをベースとした様々な遊びの体験の舞台「神椿市」の開発を続けてきた。
「神椿市建設中。」 Illustration: PALOW.
また、KAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャルシンガー・花譜は今年2022年8月24日に、バーチャルシンガーとしては初の日本武道館公演を成功させ、会場満員の7,000人を動員。Twitterではハッシュタグ「#不可解参狂」は日本のトレンド1位を獲得している。
KAMITSUBAKI STUDIOは近い将来、「神椿市」をメタバース化して、”本当に建設”したいと考えており、「KAMITSUBAKI DAO」に参加するメンバー = 神椿市の「住民権」を持つこととなる「共創者」の人々と共創型コミュニティ「KAMITSUBAKI DAO」を立ち上げ、「神椿市」をメタバース化するためのファンディングを実施した。その結果、初回ファンディングがサポート総額1億円、サポート人数1,000人を突破した。
「KAMITSUBAKI DAO」コミュニティでは、すでにバーチャルアーティストグループ「V.W.P」メンバーのメッセージ投稿や、サポートメンバー同士のコミュニケーションが始まっており、ファンディング終了後から独自のNFTアイテムの開発・配布などを進めている。
今後はロードマップの第1弾プロジェクトとして、ジェネレーティブNFTアイテム「KAMITSUBAKI Resident Genesis」の開発・配布や、コミュニティ内での投票企画や抽選イベントといった参加型の規格も推進していく。
また、同プロジェクトでは、「神椿市建設中。」などの各種プロジェクトを参加者とともに発信する新しい取り組みに向けた「トークン発行型ファンディング」も併せて実施予定。クラウドファンディング2.0サービス「FiNANCiE」と協業し、トークン型ファンディングによる支援、共創型コミュニティへの参加、独自のNFTアイテムの開発・配布などを進めていき、プロジェクトの価値を高めてトークンホルダーへ還元する新しいエコシステムづくりにチャレンジするとのこと。
Top Image : © 株式会社 フィナンシェ