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2021.10.06

知財ニュース

ネクイノ、ENEOSより資金調達を実施―次世代型無人医療ブース「スマートライフボックス」の実証実験を開始

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株式会社ネクイノがENEOSホールディングス株式会社を引受先とした資金調達を実施し、協業を開始した。また、予防医療の領域から健康課題を総合的にサポートする専用無人ブース「スマートライフボックス」を共同開発し、実証実験を開始したと発表した。

無人医療ブース「スマートライフボックス」は、室内に設置された検査機器による様々なバイタルデータの計測と、そのデータを共に参照できる医療専門家とのビデオ通信によるコミュニケーションが可能。健康相談サービスをオンラインで提供する。利用にはスマートフォンやPCなどで専用アプリを通じ、本人確認と予約を行うと入室可能となる。プライバシーが保たれた静かな環境で、健康課題に応じて地域の医療機関への適切な受診についてアドバイスを受けることができる。

ネクイノとENEOSは実証実験として、女性向けの健康相談サービスの提供からスタート。千葉県柏市ららぽーと柏の葉にリニューアルオープンした『まちの健康研究所「あ・し・た」』内にこのスマートライフボックスを設置し、医療専門家とのオンライン健康相談サービスを一般向けに無償で提供する。この実証実験は2022年3月末までを予定している。

オンライン診察でピルを処方するアプリ「スマルナ」を運営するなど、医療の新しいスタンダードの実現を目指し、医療DXへの動きを加速させるネクイノと、利便性の高いサービスを提供するプラットフォームの構築を目指すENEOS。

今回の協業により、スマートライフボックスの実証実験の核となるサービス基盤の開発に両社で取り組み、利用しやすく質の高いヘルスケアサービスの展開拡大を目指し、“新たな医療体験“を創出するとしている。

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Top Image : ©株式会社ネクイノ

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